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391.結婚

シフトたちが大陸最大のダンジョンである『デスホール』から帰還した翌日の朝、グラントに誘われて王城の食堂で食事をしていた。

その場にはギルバートとサリアを始めナンゴーにアルデーツ、モターにメーズサン、ギューベにクーリア、リーン、タイミュー、イーウィム、帝国の皇帝グランディズと皇子エアディズ、皇国の天皇テンローと皇子チーロー、公国の国王レクントと王子ネクトン、エルフの女長老エレンミィア、ドワーフの鍛冶王ラッグズ、誰もがシフトに所縁がある面子が勢揃いである。

食後の飲み物をいただいているとグラントが話しかけてきた。

「シフト、そういえばこれからだがどうするのだ?」

「それについてグラントに聞きたいことがあったんだ」

「余に聞きたいこと?」

「この王国では結婚って何歳からできるんだ?」

「15歳からだ。 それまでは結婚ではなく婚約扱いになる」

グラントの話によると15歳未満は例え財力や生活の基盤があっても結婚はできないそうだ。

これはあくまでも王侯貴族の決まりであり、地方の村とかの平民ではだいたい15歳未満でも結婚しているのが多い。

今回の件に当て嵌めるならシフトたち平民にはこれは該当しない・・・はずだった。

「今の質問からシフトたちが正式に結婚することはわかった。 だが・・・」

グラントはベルを見る。

そう、ベルは平民とはいえ曲がりなりにも元貴族だ。

ルマ、ローザ、フェイ、ユールの4人の親は知らないから個人の意思で結婚できる。

だが、ベルの出自は貴族だ。

身内であるリーンや母親クローシュも式に参列するだろう。

その時、ベルが未成年でしたでは洒落にならない。

シフトはベルの年齢を[鑑定石]で確認するとそこには14歳と表示されていた。

「ルマ嬢たちの中で15歳を迎えているのは?」

ルマ、ローザ、ユールが手を挙げる。

逆にベル、フェイが未だに15歳ではない。

「なるほど。 シフト、ベル嬢が15歳を迎えるまでは結婚は控えることだ」

「わかった。 グラント、教えてくれて感謝する」

「ふむ、そうだな・・・」

グラントは近くにいた老執事を見た。

老執事は一礼するとその場で紙とペンを取り出し何かを書いていく。

「シフト様、これを・・・」

老執事が差し出した紙をシフトは受け取る。

書かれた内容を確認するとシフトは顔を顰めた。

「あぁ・・・なるほどねぇ・・・」

シフトとしては15歳になったらルマたちと結婚を宣言して用意している結婚指輪を渡して終わりにするつもりであった。

しかし、紙には必要な事や物が事細かに書かれている。

結婚指輪、ウェディングドレス、ベール、ブーケ、男性用礼服、式場や人員の確保、来賓へのもてなしや品に宿泊の手続き、居住地などなど・・・

王侯貴族はこれくらい堅苦しいが、平民は式場と来賓へのもてなしや品くらいで十分らしい。

では、今回の件はどちらになるのか? もちろん王侯貴族よりの結婚になる。

理由は先にも述べたように元貴族のベルの結婚には身内であるリーンやクローシュが参列するからだ。

「・・・グラント、もう1つ聞きたい。 結婚準備は大体どれくらい時間がかかるんだ?」

「そうだな・・・だいたい6ヵ月から1年といったところか?」

「・・・」

甘かった。

シフトは結婚がこんなにも大変な儀式であることに内心舌打ちする。

「余がある程度準備を手伝おうか? ここ王都ならば余が声をかけることである程度融通は聞くぞ?」

グラントの申し出を聞いてシフトは考える。

「グラント、それなら服飾系の技術者を紹介してもらいたい。 ウェディングドレス、ベール、ブーケ、男性用礼服は仕立てるのに時間がかかるはずだから。 それとドワーフ王、優秀な大工職人をお借りしたい」

「わかった」

グラントは老執事に目配せした。

老執事は理解すると早速どこの服飾店が良いか思案する。

「任せるがよい。 この城よりも立派な建物を建ててやるぞ」

ラッグズが優秀な大工職人を借すことを承諾する。

「それにしても本当に助かったよ。 まさか結婚がこんなにも大変なものだとは思わなかったから・・・」

「たしかに準備も大変だが、一番大変なのは当日の天候だ。 余程の天候ではない限り行われるのだからな」

「それなら心配ない。 挙式当日は私が絶対に晴れにするからな」

そう発言したのはイーウィムだ。

たぶん【風魔法】で強制的に雲を退かすのだろう。

なんだかんだでシフトとルマたちの結婚について色々と決まっていく。

シフト1人では途方に暮れていただろう。

食事を終えたシフトたちは老執事の案内で早速服飾店へと向かった。

貴族街にある王室御用達の店で如何にも老舗といわれそうな佇まいをしている。

カランカラン・・・

店を開けるとドアベルが店内に鳴り響く。

「いらっしゃいませえええええぇーーーーーっ?!」

店内に女性店員の驚きの声が響いた。

なぜ驚いたかというとマーリィアを先頭に、タイミュー、イーウィム、エレンミィア、メーズサン、クーリア、リーン、サリア、それにシフトたちと老執事が入ってきたからだ。

王国の王女殿下や国を代表する要人たちがやってくれば驚くのも無理はない。

何事かと奥からこの店の店主がやってくると危うく叫びそうになった。

「?! こ、これはマーリィア王女殿下、ほ、本日はどのような御用で?」

「実はベル・・・こちらの5人の女性のウェディングドレス、ベール、ブーケを、それとこちらの男性の礼服をお願いしに来ましたわ」

マーリィアが店主に説明する。

「こちらの方々ですか?」

店主がシフトたちを見るとこの面子では平民であるが故に浮いて見えるようだ。

「そうよ。 お願いできるかしら?」

「マーリィア王女殿下のお言葉であれば・・・と言いたいところですが失礼ながら先立つものはおありなのでしょうか?」

店主としては当たり前のことを確認する。

はっきり言ってしまえば金がない客は客じゃない。

シフトはマジックバックから硬貨が入った袋を取り出すと白金貨10枚を店主たちのいるテーブルに置いた。

「「?!」」

「とりあえずこれで足りるか? 足りなければまだあるけど?」

シフトは追い打ちをかけるように更に白金貨10枚を取り出してテーブルに置く。

「「?!?!?!?!?!?!?!」」

「ん? これでもまだ足りないか? なら・・・」

「ちょっ?! ま、待ってくださいっ! 足りますっ! 全然足りますからっ!!」

店主と女性店員は慌てて止めた。

「そ、それでお、お客様、ま、まずはこのカタログを見ていただきどの衣装が良いか決めましょう」

女性店員がカタログを配る。

女性陣はルマたちに似合いそうなウェディングドレスを選んであれこれ意見を述べていた。

「僕はこれにします」

それに対してシフトは礼服をあっさりと決めた。

貴族ではないのでジャボがついてない普通のスーツみたいな衣装にする。

すぐに衣装を合わせるが、シフトは当日のことを考えて本来の髪色は藍色であることを店主に伝えた。

店主は了解すると藍色に合う衣装を何着かシフトに合わせていく。

その内の1着がとても気に入ったので、シフトはそれを購入することにした。

あとは本人に合わせて丈を調整する必要がある。

6ヵ月から1年後に着用予定であることを伝えるとそれを見越してサイズを算出して作ってくれるそうだ。

急激に身体が大きくなることはないだろうができれば着用の1ヵ月前に来てほしいとのこと。

おそらく最終調整に時間がかかることなのだろう。

そのあと女性陣がルマたちに似合いそうなウェディングドレスを選び終わるまで終日かかったのはいうまでもない。

それから3日後にシフトが、3ヵ月後にフェイが、そして6ヵ月後にベルが15歳を迎えた。


8ヵ月後───

ミルバークの町にある聖教会。

そこに1人の花婿と5人の花嫁がそれぞれ別の控室にいた。

「ついに今日か・・・」

花婿・・・シフトは今日ついにルマたちと無事結婚することになった。

今のシフトは【偽装】を解いてルマたちに会う前の元の素顔に戻っている。

この8ヵ月間本当に大変であった。

まず結婚式に着る衣装の準備だ。

シフトはともかくルマたち女性陣はそれはもう毎日のように気になっていた。

何しろ人間食べれば僅かでも体型が変化する。

それを避けるためにルマたちは極力食べる量を抑えた。

無頓着なベルや大食いであるフェイですら食事制限をしていたくらいだ。

それに連動してルマたちのケアも大変だった。

今までみたいに気にせず食べられないのが本人たちのストレスになったらしい。

シフトはなるべくルマたちが過ごしやすいように生活環境を整える。

それと居住地だがシフトの要望でミルバークの町に住むことになった。

ここはシフトとルマたちが最初に出会った場所であり、たくさんの思い出がある。

ルマたちから反対の意見はなかった。

土地についてはギルバートとサリアの口添えで町の南西一帯を購入する。

その際、シフトたちを襲うゴロツキがいたが、人外の力により撃退したことで以降盾突くものは誰もいない・・・

そこにあった古い建物はすべて破壊し、残骸を撤去したところにドワーフの国からラッグズ率いる大工職人たちを招いて建築を開始した。

ラッグズたちのおかげで1ヵ月で立派な家と塀ができあがる。

家を確認すると頑強にできており、外装も内装も細かな部分まで装飾が施され、下手な王城や王宮よりも豪華だ。

家ができた翌日にはグラントたち国王とともに各国の王族に長年仕えた者たちがドラゴンに乗ってやってきた。

わざわざ国のトップが自ら引き連れてやってきたのだから信用に足る者たちと信じて雇用する。

何かあればグラントたち全員に責任を取ってもらえばいい。

ここまではまだシフトたちのことなので大きな問題にはなっていない。

何が問題かといえば・・・それは地獄のスケジュール調整である。

本来はシフトとルマたち、あとはベルの家族であるリーンとクローシュだけの簡素な式にする予定だった。

ところがそれに異を唱えたのがグラントを筆頭にしたシフトと所縁がある者たちだ。

仕事が忙しいだろうから参加しなくてもいいと伝えると、絶対に参加すると息を巻いている。

そして、日程は国際会議から1週間後に決まった。

正直無茶苦茶なスケジュールである。

1週間前に王都スターリインであった面子が、今度はガイアール王国の極東にあるモオウォーク辺境伯領にあるミルバークの町に全員集まるのだから。

それだけシフトは頑張ったということである。

シフトがしみじみと過去を振り返るとそこに聖教会の若き神官がやってきた。

「シフトさん、そろそろ時間です」

「わかりました」

シフトは神官とともに聖堂前までやってきた。

扉は閉じられており、中にはすでに参列者が大勢いる。

神官は扉を開けると聖堂内が目の前に姿を現した。

そこはとても神々しくこれから行われる式をまるで祝ってくれているようだ。

中を見るとバージンロードの左右には多くの参列者が座って待っていた。

そして、聖餐台の前にいるのは聖教会の教皇だ。

(おいちょっと待て! 高が平民の結婚式に教会のトップを連れてくるな!!)

シフトは心の中で突っ込みながらも聖餐台まで歩いていくと教皇の前に立った。

1度聖堂の扉が閉まり、しばらくして再び扉が開く。

そこには純白のウエディングドレスを着たルマたちと父親役として各国の王が一緒にいた。

エスコートだがルマにはグラントが、ベルにはグランディズが、ローザにはラッグズが、フェイにはレクントが、ユールにはテンローがそれぞれの父親役だ。

(あー、こうやって見ているとなんか各国のお姫様を嫁に貰うみたいだなぁ・・・)

シフトからしたらルマたちは一国の姫と同等、いやそれ以上の女性たちだ。

グラントたちのエスコートで聖餐台まで歩いてきたルマたち。

役目を終えたグラントたちは参列者の席に戻る。

聖餐台の前に主役は揃った。

いよいよシフトとルマたちの結婚式が始まる。

「これより結婚式を執り行います」

教皇が結婚式を開始することを高々と宣言する。

それから教皇はまずシフトを見た。

「汝、シフトは、ルマ、ベル、ローザ、フェイ、ユールを妻とし、これを永遠に愛することを誓いますか?」

「はい、誓います」

シフトは決意を込めて発言する。

次に教皇はルマを見た。

「次に、ルマは、シフトを夫とし、これを永遠に愛することを誓いますか?」

「はい、誓います」

ルマもシフトを夫とする旨を伝える。

次に教皇はベルを見た。

「次に、ベルは、シフトを夫とし、これを永遠に愛することを誓いますか?」

「はい、誓います」

ベルもシフトを夫とする旨を伝える。

次に教皇はローザを見た。

「次に、ローザは、シフトを夫とし、これを永遠に愛することを誓いますか?」

「はい、誓います」

ローザもシフトを夫とする旨を伝える。

次に教皇はフェイを見た。

「次に、フェイは、シフトを夫とし、これを永遠に愛することを誓いますか?」

「はい、誓います」

フェイもシフトを夫とする旨を伝える。

最後に教皇はユールを見た。

「次に、ユールは、シフトを夫とし、これを永遠に愛することを誓いますか?」

「はい、誓います」

ユールもシフトを夫とする旨を伝える。

こうしてルマたち全員がシフトとの結婚に合意した。

「次に、誓いの口づけを」

シフトはルマ、ベル、ローザ、フェイ、ユールの順番に唇にキスをしていく。

「次に、指輪の交換を」

シフトの隣に先ほどの神官がリングピローを持って立っていた。

そこにはシフトが王都スターリインでルマたちのために買った指輪が置かれている。

シフトはルビーの指輪をルマに、アメジストの指輪をベルに、サファイアの指輪をローザに、エメラルドの指輪をフェイに、トパーズの指輪をユールに、それぞれの左手の薬指に通す。

残った1つの指輪だが、それはアクアマリンでできた指輪だ。

ルマたちはシフトの髪や目の色と同じアクアマリンの指輪を用意していた。

代表してルマがシフトの左手の薬指に通す。

それはシフトにピッタリだ。

おそらくはベルの【鑑定】でシフトの左手の薬指を調べたのだろう。

「以上をもちまして、結婚式を終了します。 参列者の皆様、新しい夫婦の門出に祝福を」

それを待っていたかのように周りからは大きな祝福の声が聞こえてきた。

「シフト君! ルマ君! ベル君! ローザ君! フェイ君! ユール君! 結婚おめでとう!!」

「シフト様! ルマ様! ベル様! ローザ様! フェイ様! ユール様! 末永く幸せに!!」

「坊主! 恰好良かったぞ!! これからは嬢ちゃんたちを泣かすんじゃないぞ!!」

ギルバートとサリア、衛兵アルフレッドは素直に祝福した。

「ベルウウウウウゥーーーーーッ! 結婚しちゃヤダよオオオオオォーーーーーッ!!」

「ベルウウウウウゥーーーーーッ! 今ならまだ間に合いますわあああああぁーーーーーっ!!」

リーンとマーリィアはベルの結婚を否定していた。

「こらマーリィア! めでたい席でそんなことをいうもんじゃない!!」

「そうです! 陛下の言う通りベルの結婚を認めてあげなさい! お姉さんでしょ!!」

グラントとクローシュはリーンとマーリィアを窘める。

「ウゥ・・・シフトサン・・・」

「結局最後まで心を射止めることはできなかったか・・・残念だ」

タイミューとイーウィムは自分が愛した(シフト)が最後まで振り向いてもらえないことに涙した。

「はぁ・・・やっぱり若い女の子じゃないとダメなのね」

「こういう未来は見たくなかったな・・・」

「透明化で何かできないかしら」

エレンミィアはエルフの長寿を呪い、メーズサンは自分の未来視を呪い、クーリアは透明化を活用できないか考える。

「羨ましいぞ! 俺と代われ! シフトッ!!」

「誰が代わるか! 寝言は寝て言え!!」

ナンゴーの苦情にシフトが苦言した。

ほかにも多くの祝いの言葉がその場を埋め尽くす。

そんな中、隣からルマたちの声が聞こえる。

「シフト、私幸せです」

「ベルもシフトと一緒で嬉しい」

「そうだな、わたしもシフトとならいつまでも歩いて行けるな」

「ぼくもシフトとなら毎日楽しい生活が送れるよ」

「わたくしもシフトと死ぬまで一緒ですわ」

「みんな! ありがとう!!」

笑顔のルマたちにシフトも笑顔で返した。


式を終えたシフトが聖教会の花婿の控室に戻るとテーブルの上に一通の封書が置かれていた。

表裏を見ても差出人の名前がない。

シフトはその封書を開けて中の手紙を読む。


『 結婚おめでとう。


                         F 』


簡素な手紙を読み終えたシフト。

「なんだよ・・・生きていたのか・・・それなら顔出せばいいのに・・・」

それだけいうとシフトは【空間収納】を発動してその手紙を丁重にしまうのであった。


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