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22.ルマたちの冒険者登録

「はぁ、騒動も収まったからルマたちの衣類をしまうか」

「ご主人様、この大量の服を入れる袋が・・・」

「心配しなくてもいいよ」

ルマたちに部屋の窓をすべて閉じさせたあと【次元遮断】でこの部屋を隔離して【空間収納】を発動する。

目の前の何もない空間が裂けていく。

ミシ・・・ミシ・・・バリ・・・バリ・・・バリ・・・

「ご主人様!! 何もないところから裂けてく!!!」

「な!!」

「私たちは2度目だけどこれはビックリするわよね」

「ああ、空間が裂けてるんだからな」

「あの中どうなってるんだろう?」

ベルは興奮した顔で、ユールは驚愕な顔でそれぞれ言葉を発した。

ルマ、ローザ、フェイも驚きは隠せていない

「あ、そっか、ベルとユールは初めてだったっけ? これは僕のユニークスキル内にあるスキルの1つだよ」

シフトは服をとると片っ端から空間に放り込んだ。


3分後───

大量にあった普段着、下着、寝間着、靴をすべて空間に収納された。

代わりに冒険用の大きな袋とエクスポーションを5本、マナハイポーションを5本取り出すと空間を閉じる。

「ご主人様、凄い!!!」

「なにか夢を見ている感じですわ」

「ベル、ユール。 ルマたちにも伝えたけど改めて言うよ。 このことは他言無用。 これは命令だ」

「わかった!!!」

「「「「畏まりました。 ご主人様」」」」

準備を整えると『猫の憩い亭』をチェックアウトした。


6人で軽食を済ませるとまずはみんなで武器屋を訪れた。

扉を開けると元気の良い声がカウンターから聞こえてくる。

「へい、らっしゃい。 好きなの見ていきな。 でも冷やかしは勘弁してくれよ?」

「冒険するにも武器がなくてね。 適当に見させてもらうよ」

シフトは軽く話すと店内を物色し始めた。

現在シフトの所持金は金貨2枚、銀貨126枚である。

これから冒険者として動きやすい服や防具も購入する必要があるので買い物は慎重に行う予定だ。

ローザは片手剣、フェイは籠手、ルマとユールは杖、シフトはベルとともにナイフを見ている。

(そういえば、ローザの【武器術】がレベル1とは気になるな・・・)

シフトはローザの【武器術】を詳細に鑑定する。


【武器術】 レベル1:初級

【剣術】 レベル4:特級

【槍術】 レベル1:初級

【斧術】 レベル1:初級

【鎌術】 レベル1:初級

【弓術】 レベル1:初級


【武器術】は【剣術】、【槍術】、【斧術】、【鎌術】、【弓術】をそれぞれ内包している。

全てをバランスよく育てることでより強くなれる。


(なるほど【剣術】が高くても【武器術】の恩恵を得られていないので弱いというわけか・・・)

シフトは威力は低いが頑強な槍、斧、鎌、弓矢を1つずつ選んだ。

不思議に思ったルマはシフトに問いかける。

「ご主人様は多芸なのですか?」

「いや、これらはあとで必要になるからね」

「?」

結局、片手剣、籠手、杖×2、ナイフ×6、槍、斧、鎌、弓矢を金貨1枚と銀貨70枚で購入した。


続いて動きやすい服と靴を購入しに雑貨屋を訪れた。

店の奥から恰幅のいいおばちゃんが出てきて声をかける。

「いらっしゃい、色々あるから見ていっておくれ」

ルマたちは一般服やお洒落な靴、可愛いアクセサリーを見ていた。

「これは・・・迷うわね」

「これ綺麗」

「これはわたしにはにあわないかな」

「ねぇ、この服かわいいよね」

「この靴も色がいいわね」

できれば先に冒険者用の服を選んでほしいので催促する。

「みんな、ここには冒険者で着る服を買いに来たんだからね」

「すみません、ご主人様。 すぐ選びます」

おばちゃんがシフトの方に笑ってやってきた。

「お騒がせしてすみません」

「いいんだよ。 できれば色々見て買ってってほしいけどね」

シフト、ローザ、フェイは前衛でベルは中衛で戦うことを考慮してズボンを、ルマ、ユールは後衛と女性らしさからローブを選んでいた。

服と靴の代金銀貨15枚を支払い、奥の試着室で購入した服に早速着替えた。

みんな普段着から冒険者らしい服装になった。


次は守りを固めるために防具屋を訪れた。

「・・・」

店員はシフトたちを見ると返事もなく明後日の方向を見た。

(寡黙なのか人付き合いが苦手なのかわからないな・・・)

シフトたちは適当に店内を物色していた。

シフトは前衛だが自分にしっくりくる防具がないので購入なし。

ルマ、ユールの後衛組も重い防具は不要ということで購入なし。

ベル、ローザ、フェイは胸当てを選んだ。

胸当ての代金銀貨30枚を渡す。

「・・・まいど・・・」

とても照れたような声で店員が答える。

どうやら人付き合いが苦手だったみたいだ。


買い物も終わり冒険者ギルドへ向かう途中に本屋があった。

「本屋か・・・ついでに寄っていくか」

店は薄暗く、奥では茶を啜っている老人がいた。

「おお、ようきたのう。 本しかないが見てってくれ」

店内は武器術書、格闘術書、魔法書、魔術書、鍛冶書、錬金術書、医学書、薬学書、料理書・・・などジャンルごとに棚がわかれていた。

シフトは魔術書関連の書籍棚を[鑑定石]で本を調べると・・・


上級者向け魔術書

品質:Dランク。

効果:熟練の魔法使いが魔法の知識および真理を身に付けられる。


この本ならルマでも覚え易いだろう。

「おじいさん、この本1冊いくら?」

「これかい? 金貨1枚だよ」

「じゃあ、買うよ」

金貨1枚を支払って本を購入した。

すべての準備が整ったのは日が真上に来た時のことだった。


シフトはルマたちを引き連れて冒険者ギルドを訪れた。

昨日と同じギルド内は人で賑わっていた。

カウンターに行くと受付嬢に問い合わせる。

「すみません。 冒険者登録をお願いしたいのですが」

「はい・・・って、君昨日のマナハイポーションの子よね?」

「知っているのですか?」

「ええ、君、シフト君よね? 君と君の仲間が来たらギルマスのところにお通ししろと伝達が来てるの」

ギルバートが受付嬢に話を通しておいてくれて助かったが、なぜか受付での登録処理ではなかった。

「そ、そうなんですか?」

「ええ、そうよ。 ねぇ、ギルマスのところにこの子たちを連れてくからここ任せてもいい?」

「いいわよ」

隣にいた別の受付嬢が快諾した。

「それじゃ、こっちよ。 ついてきて」

受付嬢に案内されギルバートの部屋の前まで来た。

受付嬢は部屋をノックしてから要件を伝える。

「ギルマス。 シフト君とお仲間を連れてきました」

『通してくれ』

受付嬢は扉を開けてくれる。

シフトたちは部屋に入っていく。

ギルバートは奥の机に座っていた。

「失礼します」

「やぁ、シフト君。 昨日ぶり」

ギルバートは笑顔でシフトたちを歓迎してくれた。

「この娘たちがシフト君のお眼鏡にかなった奴隷たちかな?」

「ええ、あのあと奴隷商にいって購入しました」

「みんな可愛いね・・・っと、いつまでも立たせているのは失礼だね。 みんなそこのソファーに座って」

「ご主人様、私たちは後ろに控えて・・・」

「いいから、いいから、みんな座ろう。 そっちの長椅子にルマ、ベル、ユール、こっちの長椅子にフェイ、僕、ローザね。 これは命令だよ」

「・・・失礼します」

ルマたちはバツが悪そうにそれぞれ席に座る。

「予定では最低3人って聞いていたけど、5人も連れてくるとはね」

「すみません。 予定よりも多くて・・・」

「大丈夫だよ。 うちのギルドには優秀な人材がいるからね。 何人追加されようがすぐ対応できるよ」

ギルバートが問題ないことを告げると同時に扉がノックされる。

「誰だ?」

『サリアです』

「入れ」

『失礼します』

扉が開くとサリアが御茶6つと茶菓子を持って入室してきた。

サリアは一礼しテーブルに御茶と茶菓子を置くとギルバートの斜め後ろに控えた。

「シフト君は知ってるだろうけど改めて自己紹介するよ。 ミルバークの町の冒険者ギルドのギルドマスターをしているギルバートだ。 後ろに控えているのはサブマスター兼僕の秘書であるサリアだ」

サリアはシフトたちに深々とお辞儀する。

「サリアです。 よろしくお願い致します」

「それではこちらも自己紹介を。 まずはルマ」

「ルマです。 よろしくお願い致します」

「よろしく。 ルマ」

ルマは立ち上がるとギルバートに深々とお辞儀し、席に着く。

「ベル」

「ベルです。 よろしくお願い致します」

「よろしく。 ベル」

ベルは立ち上がるとギルバートに深々とお辞儀し、席に着く。

「ローザ」

「ローザです。 よろしくお願い致します」

「よろしく。 ローザ」

ローザは立ち上がるとギルバートに深々とお辞儀し、席に着く。

「フェイ」

「フェイです。 よろしくお願い致します」

「よろしく。 フェイ」

フェイは立ち上がるとギルバートに深々とお辞儀し、席に着く。

「最後にユール」

「ユールです。 よろしくお願い致します」

「! ・・・よろしく。 ユール」

ユールは立ち上がるとギルバートに深々とお辞儀し、席に着く。

ユールに対してのギルバートの対応が少し変だった。

「? どうしました?」

「いや、なんでもない。 人数も多いし早速冒険者登録と身分証の発行をしよう」

サリアは調度品から[鑑定石]を持ってきてテーブルの上に置いた。

「それではまずルマ様、こちらの[鑑定石]に触れてください」

「わかりました」

ルマは[鑑定石]に触れるとルマの個人情報が次々と表示される。

「え・・・と、ルマ君は・・・なるほどなるほど・・・問題なさそうだね。 ありがとう」

「続きましては・・・」

ルマが終わるとベル、ローザ、フェイの順番に確認していく。

「・・・最後にユール様、こちらの[鑑定石]に触れてください」

「は、はい」

ユールは[鑑定石]に触れるとユールの個人情報が次々と表示される。

「・・・問題は・・・なさそうだね。 ありがとう」

「・・・皆様、ご協力ありがとうございました」

ギルバートさんとサリアさんのユールに対する対応がどうもおかしい。

「ギルバートさん、うちのユールに問題でも?」

「! なんでもないんだ、気にしないでくれ」

一瞬驚いた顔をするもすぐにいつもの飄々とした態度に変わる。

「・・・そうですか、それより彼女たちの冒険者登録証は・・・」

「問題ないよ。 全員冒険者登録を許可するよ。 サリア」

「こちらが冒険者登録証です。 身分証も兼用しているので紛失しないでください。 初回は代金はいただきませんが、再発行の際は銀貨1枚が必要になりますのでご注意ください」

サリアがルマたちに冒険者登録証と冒険の書を渡す。

冒険者登録証を見せてもらうとみんなEランクと書かれている。

「おめでとう、今日から君たちも冒険者だ。歓迎するよ。 ギルドに関しては冒険の書を見てくれ。 何か質問はあるかな?」

ルマたちは顔を見合わせると代表してルマが答える。

「特にございません」

「そうか、これからの活動に期待しているよ」

シフトは席を立つと一礼して部屋を出ていく。

ルマたちもそれに倣って席を立ち一礼して部屋から出て行った。






サリアは長椅子に座るとギルバートが話始める。

「サリア様、彼女は・・・」

「ユール・・・ね。 まさかあの娘が彼のパーティーメンバーだとは驚きだわ」

「ええ、あれが八方手を尽くしても無理だった彼女をたった1日で元の生活に戻すなんて予想の斜め上をいってましたよ」

「本当、どんなマジックを使ったのかしら? 彼、教えてくれると思う?」

「・・・無理でしょうね。 素直に教えてくれるとは思えません」

ユールがシフトの奴隷もだが、それ以上に彼女の状態を回復したのが一番驚いたことだ。

どんな名医に見てもらっても治らなかったものをたったの1日で完治させたことに関してシフトに畏怖を感じた。

「そうよねぇ。 彼女が正気になる方法で考えられるのは4つ」

「?」

「1つ目、彼と彼女以外の娘の能力。 2つ目、彼のスキル【ずらす】の能力。 3つ目、高位の治癒師が治療。 そして4つ目、伝説級の回復薬」

「・・・1つ目は魔法が使えそうなのはルマと名乗った娘だけだと思います。 僕の見立てでは回復職ではないと判断します」

「それは同意ね」

「・・・2つ目は彼が覚醒したというには昨日の今日であまりにも早すぎます。 これはありえないかと・・・」

「昨日も話したけど彼自身が鍵を持っていて自由に開け閉めできるならありえるわね。 これは保留ね」

「・・・3つ目は昨日今日で高位の治癒師がこの町を訪れた形跡がありません。 同様に彼がこの町を出た形跡もありません」

「この町の名医ですら匙を投げたのよ? これはありえないわね」

「・・・4つ目が一番可能性が高いでしょう。 彼は『僕としては自分の分を残しておきたい』と言ったんです」

「そうね。 この中では一番現実的だわ。 ただ、どこで希少なアイテムを入手したのかね・・・」

「たしか『遥か西にある洞窟型のダンジョンの最奥の宝箱から見つけました』と言ってました」

「遥か西ね・・・極西のパーナップ辺境伯領あたりかしら? 洞窟型ダンジョン・・・聞いたことがないわね? 彼が嘘を言っている可能性は?」

「もしかして虚実を織り交ぜて答えたのでは?」

「ありえるわね」

ギルバートとサリアはシフトが希少なポーションを惜しみもなく使ったのだろうと予測する。

とはいえ、憶測だけで証拠がない。

「このあと、あれにあって聞いてみます」

「お願いね。 それはそうと・・・」

「どうしました?」

「・・・ふふ、あなた、顔に出すぎよ」

「! 失礼しました」

サリアは愉快そうに指摘した。






今日も今日とて煙草吹かしながら酒に入り浸る女商人。

扉の開く音がしたがそちらを見ずに気怠そうに声を発した。

「・・・悪いんだけど今は商品がないんで・・・」

「ちょっと聞きたいことがあってね」

「?! ギルバート様!!」

あまりの珍客に目を白黒させる女商人。

「君は相変わらずだね」

「今日は何の御用で?」

「シフト君を知っているかい?」

女商人は特に隠し立てするつもりはないので素直に話した。

「ええ、昨日ユールを購入しましたが・・・」

「ユール君が正気に戻ったことは?」

「知っていますが・・・あの坊やが何か?」

「ユール君を正気に戻した方法を知っていれば教えてほしくてね」

女商人は昨日の出来事を思い出すと機嫌良く笑い出した。

「ぷ、あははははは・・・」

「ん? 何かおかしなことでも」

女商人の突然の奇行に今度はギルバートが目を白黒させる。

「あははははは・・・い、いや、失礼、昨日のことを思い出したらつい・・・あははははは・・・」

「よっぽど愉快なことがあったんだね」

「はぁはぁはぁ・・・ふうぅ、えぇ、まぁ・・・ぷ、あははははは・・・」

女商人が落ち着くとギルバートは質問を再開した。

「はぁ・・・できれば教えてほしいんだけどね」

「うふふ、さすがにねぇ、いくらギルバート様の頼みでもこれだけは言えないわ」

「そう言われるとますます気になるんだけどね」

「乙女の秘密よ」

訳の解らない単語にギルバートの思考が停止するが、気持ちを切り替えて別の視点から聞いてみる。

「シフト君の方は?」

「坊やのほうは企業秘密って言ってたわ」

「やっぱりね」

シフトの答えはギルバートの予想通りだった。

「参考になったかしら」

「あまり参考にはならなかったけど・・・情報ありがとう」

ギルバートは店を出てギルドに戻りながら先ほどの会話を考えていたが、シフトが何をしたのかわからなかった。


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