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9.スキルの確認

「・・・あぁーーー、そういえば【物理】を覚えたんだったぁ・・・ステータス確認しないとなぁ・・・」

めんどくさいけどステータスを確認する。


名前 :シフト

年齢 :11歳

レベル:20(218)

生命力:320/320(291453/291453)

魔力 :320/320(1000000/〔M〕1000000)

体力 :320/320(262081/262081)

腕力 :160〔+1〕(3733〔+1〕)

走力 :180〔+1〕(3904〔+1〕)

知力 :170〔±0〕(4389〔±0〕)

器用 :150〔±0〕(3647〔±0〕)

耐久力:200〔+2〕(4823〔+2〕)

幸運 :777〔±0〕(7777777〔±0〕)

装備 :武器 ナイフ〔腕力+1〕

    鎧  普通の服〔耐久力+1〕、革の胸当て〔耐久力+1〕

    盾  なし

    兜  なし

    小手 なし

    靴  革靴〔走力+1〕

    装飾 なし

状態 :正常(容姿偽装中)

称号 :なし

職業 :なし

スキル:★【ずらす】 レベル1:【???】(レベル1:【即死】 レベル2:【認識】 レベル3:【物理】 レベル4:【空間】 レベル5:【???】)

耐性 :毒無効、麻痺無効、病気無効


ちょーーーーーっと待てぇーーーーーっ!!

いつスキルレベル4の【空間】覚えたのぉーーーーーーーっ?!

って、ステータス見るといろいろとおかしいだろ?!?!?!

なんなんだよ・・・

とりあえず一つずつ確認していくか。

まずは最大魔力の〔M〕を調べると上限でこれ以上増えない・・・カンストしてる。

次に基本能力が軒並み4000前後の値か・・・

これそのまま公開したら良し悪し関わらず引く手数多だろうな・・・

幸運は・・・もう考えないことにする。

最後にスキルレベルが一気に2も上がってる。


物理の概念をずらす

獲得条件:物体を動かすイメージをする

効果  :【念動力】(対象:生物以外)、【限界突破】(対象:生物)


空間の概念をずらす

獲得条件:空間に干渉するイメージをする

効果  :【空間転移】(対象:自分)、【空間収納】(対象:自分)


[鑑定石]で【念動力】、【限界突破】、【空間転移】、【空間収納】を確認する。

【念動力】は単純に無機物の物体を動かす。

まぁ、これは熊との戦いで経験済み。

【限界突破】は思考の認識をずらす。

人間でいうところの第六感?の認識をずらすってことかな?

【空間転移】は自分のいる位置を別の位置に移動する。

目視できる範囲しか能力を発揮しないのが難点だが。

【空間収納】は物を保管できる空間を作り出す。

空間内は時間の流れがない。


新しく手に入れた能力を使ってみるか・・・

「まずは【空間収納】からだな・・・うぅーーーん、とりあえずイメージしてみよう、えい!!」

とりあえずマジックバックを開けるイメージをする・・・

ミシ・・・ミシ・・・バリ・・・バリ・・・バリ・・・

目の前の何もない空間に亀裂が入りある程度裂けるとそれ以上変化はなかった。

「成功したのかな?」

空間の中を覗いてみる。

自分がいる空間とは異なり、虹色のグラデーションがどこまでも広がる世界がそこにあった。

「なにこれ? 広いっ!!!」

続いてこの空間を[鑑定石]で確認してみる。


空間

品質:-

効果:この世界から隔離された無限に広がる世界。 時間の概念が存在しない。


時間の概念がないのか? すごいなぁ・・・

一通り空間の中を覗いたあと、亀裂の前に目の前に半透明な板が見えるのでこちらも確認する。

「えーーーと何々・・・」


表示形式:全て ▽

品目順 :新しい順 ▽

収納品数:0個

収納品目:なし


どうやら収納情報が書かれているようだ。

試しにダーク・ウルフの魔石、焼いた熊肉の順番に入れてみる。

情報が更新された。


表示形式:全て ▽

品目順 :収納が新しい順 ▽

収納品数:2個

収納品目:ダーク・ベアーの焼肉×1、ダーク・ウルフの魔石(B)×1


「おお、ちゃんと収納されてる。 次は取り出してみるか」

試しにダーク・ベアーの焼肉を選択する。


ダーク・ベアーの焼肉をどうしますか?

1.取り出す

2.確認する

3.捨てる


取り出すを選択するとシフトの手にダーク・ベアーの焼肉があった。

「おお、これは便利だ。 中に入って取り出す手間が省ける」

気を良くしたシフトは今持っているアイテムを次々に空間に入れていく。

収納を終えたのでマジックバックを閉めるイメージをする。

空間を開けた時とは真逆に亀裂が修復していき元の空間に戻った。

そのあと場所を変えて何度か【空間収納】を使うが、能力に問題ないことを確認した。

「よし、次は【空間転移】だ。 たしか見える範囲しか移動できないんだっけ?」

自分の足元に目印をつけておく。

周りを見渡すと岩石の壁があり距離は約20メートルほどだ。

「あの壁の近くに転移してみよう」

イメージとしてはチェスのクイーンやナイトみたいに離れた位置に動く感じかな?

頭の中で自分のいる立ち位置をずらしてみた。

すると目の前に壁が突然現れた。

シフトは振り向くと目印を見つけた・・・その距離約20メートル。

「やったぁ! 転移成功だぁ!!」

練習と慣れるために何度か転移を繰り返した。

実践でも役立つかダーク・ウルフの群れで検証することにした。

ダーク・ウルフの1匹を捕まえて転移する。

予想通り1対1に持ち込むことができた。

どうやら自分に触れているものはすべて転移対象として扱われるらしい。

これで多数相手でも長期戦に持ち込んで各個撃破できる。

「これなら大勢相手でも戦える!!」

シフトは今後の方針を考え始めた。


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