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お見合い当日の日・・・。



私の目の前には綺麗な着物が・・・。


やっぱりお見合いやから着物やと思ってたけど、これホンマに私が着るん?豪華で綺麗な着物やから私に似合うやろか?不安でしゃあないねんけど・・・。



「雪乃この着物綺麗やろ?雪乃に似合いそうなん選んだったから。あと今日はそのダサい伊達メガネはつけたらアカンで!」




「うんホンマに着物綺麗やなぁ。私に似合うとええけど・・・。メガネしたらアカンの?」


「アカンに決まってるやろ?雪乃は可愛いのに、なんで伊達メガネなんかつけるん?つける必要ないやろ?前から疑問に思っててんけど・・・」


「私は可愛くない!!お母さんから見たら可愛いんかも知れんけど私なんか可愛くないねん・・・」


「超ネガティブやな雪乃は。雪乃いつからそんな性格になったんや?おしゃれもせえへんようになって・・・昔はよく笑う明るい雪乃やったやんか・・・。なんかあったんか?」


「別になんもないから心配せんといてお母さん」



「ホンマか?まぁそれより、はよ支度せなアカンな。雪乃着替えるで!」



「お母さん苦しいねんて!そんなに締めんといて!」


そんなに帯締められたら、なんも食べられへんくなるやん・・・。



「なに言うてるん?帯はちゃんと締めんと着物はだけてくるんやで?雪乃はええんか?嫌やろ?」



「それは嫌や・・・」




「やろ?そうやったら、もう少しの辛抱やで雪乃」




「うん。がんばるわ・・・」



そして着物に着替え終わった。



「次はメイクやな。雪乃はよ、こっちおいでお母さんが日本一綺麗にしたるから」


日本一って・・・それは無理やと思うで?



「うん。よろしく」



「ほら鏡見てみ?雪乃は可愛くて綺麗やろ?お母さんの子なんやから当たり前やけど」



そして私は恐る恐る鏡を見た・・・。



そこには控えめに見ても可愛くて綺麗な自分がいた・・・。



私ってブサイクやなかったん?

奴は私にそう言ってたやんか・・・。



「これホンマに私なん?」


「なっ可愛いし綺麗やろ?」


「うん・・・お母さん綺麗にしてくれてホンマにありがとう。私めっちゃ嬉しいわ」



「喜んでくれてお母さんも嬉しいで。じゃあそろそろお見合い会場行こか雪乃」



「うん」



そしてお母さんと一緒にお見合い会場に向かった・・・。

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