ギルド登録
数カ月ぶりに更新…だいぶ迷子になり始めてきた…
からんからん
木製のドアを開くとそんな音がした。よくあるやつだ。ざっと周りを見渡してみると、そんなに人はいなかった。受付は3つあり、一番右の受付の上には解体申請所と書いてある。ほか2つはそれ以外の総合受付のようだ。人もいないし一番左にでも行こう。
「あの〜…」
「こんにちは、ギルドは初めてでしょうか?」
「あ、はい、初めてです。」
「ではギルドについての説明は必要ですか?。」
「お願いします!」
「では、説明させていただきます。」
受付のお姉さんはにこやかに説明を始めた。なんとなくまとめると
•ランクがあり、Fから始まり、E、D、C、B、A、Sと上がっていく。
•ランクを上げるには、依頼をこなすしかない。
•Bランクからは信用や素行なども加味される。
•依頼は自分と同じランクと一つ上までしか受けられない。Fランクだけはギルドが依頼を指定する。
ぐらいだろうか。
「それでは、登録しますか?」
「あ、はい、お願いします」
「では、こちらの水晶に触れてください」
と言いながらお姉さんいわく水晶を取り出して差し出してきた。取り敢えず言われたように手を置く。
「はい、ありがとうございます、こちらがギルドカードになります。」
笑顔で渡してきたそれは、ぶっちゃけポイントカードに見えた。
「紛失してしまうと再発行に500ジェルかかりますのでお気をつけください」
なるほど、再発行にはお金がかかるのか。気をつけないと。
「では、依頼をお受けになりますか?」
まだ時間はたっぷりある。受けよう。
「受けます。」
「では、フィーネさんは今登録してFランクですのでこちらで指定させていただきますね。」
特に不満もない。
「わかりました。」
「では、こちらの薬草採取をお願いします。」
薬草×10の採取
となっている。小手調べ、というやつだろう。
「わかりました、頑張ります!」
「期限などはないため、しっかり準備していってくださいね。」
その声に返事しつつスキップ気味にギルドを出る。これぞゲームって感じがしてウキウキしてくる。頑張らねば。
別作品投稿開始。投稿頻度は上がる予定。あくまで予定である。