〜プロローグ〜
小説書いたことない素人が書いたものです。生温かい目で見ていただけると幸いです。
2021/6/2改稿
とある高校の入学式の後。私こと千崎 葵は急いで帰宅していた。理由は最新のVRMMOをいち早く体験するためだ。タイトルはジェネシスオンライン。今までのゲームとは一線を画する出来らしい。わくわくしないわけがない。
「ただいまー!さっさと着替えて起動しなきゃ!」
どたどたと階段を登る。部屋に入ると素早く着替え、ベッドに横になりヘッドギアをつけた。
「スタート!」
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「ん?ここがゲームの中?」
真っ白な空間。なにもないただ広い空間が広がっている。
「あれ、なにもないけど…なんか間違えた…?」
「ようこそ、ジェネシスオンラインへ。」
「うわっ!?」
びっくりした。何もない空間に突然声が…
あ、これ案内音声か。
「キャラクターを作成します。種族を決定してください。」
種族?あ、なんか画面がでてきた。どれどれ…ふむ…人間。オールマイティ。獣人。物理が強い。エルフ。魔法が強い。ドワーフ。防御が強い。あとはランダムにするとレア種族が出る、ぐらいかな。面白そうだしランダムにしよ。
「レア種族、吸血鬼が選択されました。」
お、レア種族引いた。吸血鬼か、なかなかいいじゃん!
「吸血鬼は種族特性として光属性が弱点になりダメージ2倍、闇属性は耐性がありダメージ半減になります。」
なるほど、種族によるメリットとデメリットってやつか。
「更に、固有能力として血魔法があります。」
なんだろ、テンプレ吸血鬼だね…
「続いて外見を決定してください。」
うん、吸血鬼といえば白髪赤眼じゃん?独断と偏見だけれど。で、髪はロングにして…身長はいじれないか…身長低いから変えたかったんだけどなぁ…ちなみに130cm。年の割には低すぎる。まあ、しょうがないか…
「名前を入力してください。」
名前か…いつも使ってる名前にしよ。フィーネっと。
「キャラクターができました。よいゲームライフをお過ごしください。」
そして私はゲームの世界に足を踏み入れた。
不定期に更新します。