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~第七十六話~元勇者、同僚と再び出かける~

はい、今回は本編の話となります。

やっと、時間取れたので、続き書きましたっと。

次、いつになるか?って感じです。

いつもと同じ時間に起きた私は、朝食を作る事にした。

朝食を作った後、寝ている娘のリアネを起こして、一緒に朝食を取る。

今日の朝食はいつも作っているものとは違って、少し甘めにしておいてみたのだけど……

リアネ……気がつくか……?と思っていたら、リアネが「甘くて美味しい~」って言ってたので、どうやら……気がついたみたいだった。

それにしても……改めてみても、家の娘は可愛いな?

じ~っと眺めていると、リアネが「お母さん? 何で私の事、じっと見てるの?」って聞いて来たので、私は「リアネが、可愛いからよ?」って言うと、ちょっと頬を赤らめて

「お母さんもきれいだよ……」って言いましたよ、この子。

うん、天使だよ! 本当に!

朝食を食べ終わった後、今日はお仕事があるので、外行きの服装に着替える。

フードを深々と被って、銀髪を隠した後、リアネに


「それじゃあ、行って来るわね? リアネ」


私がそう言うと、リアネが


「うん。いってらっしゃい、お母さん」


そう言って来たので、軽くハグした後、家の外に出る事にした。

外に出て感じた事は、フードを被っているからか、ちょっと暑く感じた。

これからの季節って確か……夏に近いような感じの温度になるから、この姿だともっと暑く感じるかも……これは何か対策を練った方がいいかもしれないな……と思いながら、バイトール王国の中を歩く。

数十分歩いて、仕事場に辿り着いた。

建物の中に入ると、上司のバルバがいたので、バルバに挨拶する事にした。


「おはようございます、バルバさん」


「おはよう、ナナ、じゃあ……今日の仕事の説明をするぞ? 今日は果物だけ入荷されているんだ、果物でも形が違うからな、ナナにどれがどれなのか詳しく説明するとしよう、まずは……これだ」


そう言って、懐から取り出したのは、赤くて丸い果実だった。


「これは、アポロの実だ、アポロの実の特徴は、赤くて丸いだな? で、次がこれだ」


次に出したのが、黄色くて四角い形をしていた。


「これが、ロッカクの実だ、特徴としてはこの形だな、この形をしているものがロッカクの実と覚えるといい。今日はこのアポロの実とロッカクの実の2種類の仕分け作業となっている。決められた場所に仕分ける作業だな、では、ナナ、仕事に入ってくれ、後からタマコもやって来ると思うから、二人で作業を頼む」


「解りました」


バルバにそう言われたので、言われた通りにする事にした。

それにしても……アポロの実にロッカクの実ね……これって美味しいのか?

まあ……食べてみないと解らないけど……仕事だしな? まあいいか……

そんな事を思いながら、作業をしていると


「ナナさん、おはようです、あ、今日はこの仕事なんですね?」


やって来たのは仕事仲間のタマコだった。


「ええ、ねえ……タマコ? このロッカクの実って、食べた事あるの?」


「これですか? そうですねえ……確か、すっぱかった気がしますね」


「そう……」


これ、すっぱいのか……成る程……そう言えば、リアネにすっぱい物って与えた事あったかな……?

いや、無かったな、うん。これをあげたらリアネ……喜ぶか解らないしなあ……

そう思いながら仕分け作業をしていく。

数時間後、全て仕分け終わったので、バルバに


「仕分け作業、終了しました」


そう言うと、バルバが


「うむ、では、今日の仕事はこれで終わりだな? また明日来るように、ではな」


「はい、お疲れ様でした」


バルバに挨拶した後、私はタマコに


「タマコ、仕事が終わったけど、これから何か予定はあるの?」


そう聞いてみると


「特に予定はないですよ、あ、ナナさん? まだ夜まで時間ありますし、広場で何か買っていきませんか?」


「そうね……そうするわね」


「はい、じゃあ決まりですね、では、行きましょうか」


「ええ」


こうして、私とタマコは、バイトール王国の中央広場に行く事にしたのであった。

あれ? そう言えば……前にもこういうのあったな? まあ、タマコと一緒に出かけるのは、悪い気分じゃないしな? 別に問題ないか……と、思う事にしたのであった。


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