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~第五十二話~元勇者、娘と会話する~

はい、お久しぶりです。

時間取れたので、執筆します。

とりあえず、次はまあ……いつになるか?不明のままって感じですかね?

とりあえず評価ポイント2000超えました。ありがとうございます。


ココネルさんとの話が終わったので、私は娘のリアネの所に向かう事にした。

それにしても……黒陽の粉ね……それがあるのが、あのセレンディア王国にあると言われてるとな……あれから何年も経過しちゃっているけど、あの国って一体どうなっているんだろうな……? まあ、そんな事を考えても仕方がないので、私は娘のリアネと合流した後、自宅に戻る事にした。

タマコの家を出た後、手を繋いで一緒にバイトール王国の中を歩いていると


「お母さん?」


「何かしら?」


「別の部屋で一体何してたの?」


リアネがそんな事を聞いて来た。さて……どう答えようか? 私の髪の色の事での相談事だったので、とりあえず……私はリアネに聞いてみる事にした。


「リアネ? 私の髪の色の事なんだけど……リアネは私の髪の色の事、どう思っているの?」

私がそう聞くと、娘のリアネはちょっと考える仕草をした後


「えっと……お母さんの髪の色はとても綺麗だと思うよ? 私はすっごく大好きだね」

と、笑顔で言ってくれたので、結構嬉しく思ってしまった。そっか……リアネは私の髪の色が好きね……この銀の色は、まあ……あの魔王にされたんだよなあ……けど、この国バイトール王国では、この髪の色は結構目立つから、それにもしかしたら、まだこの国にあの勇者君がいるかも知れないので、早急に私の髪の色を変更しないとちょっと不味いのかも知れないな……って思ってしまったので、私はリアネに


「リアネ? この国だと私の髪の色は結構目立つのよ……だからね? さっきタマコの家で聞いたのは、私の髪の色を黒く変化させる品の事を聞いてたのよ、リアネは、私が黒髪になったらどう思う?」


「それってお母さんが、私の髪の色と同じになるって事なの?」


「そうなるわね、そうなると……リアネと同じ髪の色になるから、リアネとは親子に見えるかも知れないわ」


「そっか……う~ん……今のお母さんの髪の色も好きだけど、やっぱり……私と同じ色をしているのもいいかな?って思うかな?」


「そう……まあ……近いうちに出かける事になりそうって感じね? でね? その出かける場所と言うのは、セレンディア王国って言う国なのだけど、リアネは行ってみたいかしら?」


「セレンディア王国? 一体どんな国なの?」


「そうねぇ……このバイトール王国から結構離れている国で、確か……この国より大きかった気がするわ、前にその国にいた事があったんだけど……昔の事だったから、ちょっと忘れちゃったのよ」


「そうなんだ……お母さんの昔ってどんなのだったの?」


そう言われてどう答えようか? 迷ってしまった。だって……あの国にいた理由って、異世界から召喚されました。王様に「魔王退治に行けや」と強制的に言われて魔王退治に行ったって感じ出しなあ……それに、その当時って私って、まだ性転換してなくて、男のままだったし……素直に「王様に魔王退治に行けと言われたから」と言って見るか? いや……けど、そう言ったら絶対に何で魔王退治に?ってなるな……って思ってしまったので、とりあえず私は、誤魔化す事にした。


「えっと……まあ……色々とあったのよ、ちょっと話したくない事だから、聞かないでくれると助かるわね」


「そうなんだ……うん、解った、お母さん」


こんな感じで良かったのかな……?と、ちょっと思ったけど、まあ納得してる風な感じだったので、とりあえず私も納得する事にした。バイトール王国の国の中を歩いて、とりあえず私達は、買い物してから家へと戻ろうと思ったので、中央広場の方へと行く事にして、娘のリアネと手を繋いで向かう事にした。

中央広場に辿り着いて、やっている出店を見て回る事にした。とりあえず……ここには、知り合いがやっているお店があるので、まずはそこに向かってみるかな?って思い、エルさんがやっているお店へと向かう事にした。エルさんがやっているお店に辿り着くと


「あ、ナナさんにリアネちゃん、お久しぶりかな?」

そう言って来たので、私は


「そうですね? そう言われればそうかも知れないですね?」


「二人とも元気そうでよかったよ~それよりもさ? 実はさ……まだ、この国にいるみたいなんだよね?」


「いるみたいって……もしかして……」


「うん、あの勇者君がさ? まだこの国にいるみたいなんだよね? ナナさん? あの勇者君に見つかったりした?」


「一回見つかりはしましたけど、まあ……旨く逃げれたって感じですかね?」


「そっか……まあ……ナナさんのその髪の色じゃあ、この国ではちょ~っと目立つからねぇ……だからフードを被ってるんでしょ?」


「まあ、そうなりますかね……あの……エルさん」


「何かな?」


「私達がやって来た事、あの勇者には……」


「大丈夫、心配しないで? あの勇者君には貴方達の事は教えないからさ? 安心してね?」


「ありがとうございます」


「ところで……二人で来たって事は、買い物に来たんだよね?」


「まあ、そうなりますね、何かお勧めのってありますか?」


「そうだねぇ……」


エルさんにお勧めの品を紹介されてたので、その品を購入して、私達はまだこの国にあの勇者君がいるって解ったので、見つからないように自宅へと戻る事にしたのだった。


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