~第四十四話~元勇者、港町で食事する~
はい、久しぶりに投稿します。
いや~実を言うと、本当にPCやる時間取れませんでした。
一日の平均PC使用時間(30分以内)
けど、今日は時間取れたので、何とか執筆。
ちょっとずつですが、お気に入り登録増えてますね。ありがとうございます。
次、いつ出来るか?まだ未定ですけど、時間が出来たら、続きを書いていると思います。
何とか無事に港町ブルシーヌに到着しました。と言っても、今の時刻……夜なんだよね……
夜なんだけど、港町だからなのか、やっているお店とか結構あるみたいだった。
「さて……これからどうするかだが……ナナさん、これからどうする?」
バルバさんがそう聞いて来たので、とりあえず……
「じゃあ……何か食べたいかもですね、バルバさん、良いお店とか知っていますか?」
私がそう聞くと、バルバさんがちょっと考えた後
「そうだな……今の時刻でやっているお店だと……酒場ぐらいなのかもしれないな……そこで良かったら、案内するが……そこでいいか?」
「酒場ですか……」
酒場ねえ……そう言えば、この姿になってから、まだ一度も酒場に入った事がないなあ。あと、お酒を全く飲まなかったから、今更飲みたいなって気分でもないし……と言うか……娘のリアネがいるのだから、普通に考えてそのような場所には入れないと思うのだけど……?
「バルバさん? リアネがいるから、酒場には入れないと思うのですけど?」
私がそう聞くと
「ふむ……確かにそうだな……とりあえず……酒場では無くて、やっている飲食店でも探す事にしよう。タマコもそれでいいな?」
「解りました、まあ私も今からお酒とか飲もうと思ってないですしね?」
「なら決まりだな」
そう決まったので、私達は移動する事にした。ちなみに魔法馬車は、バルバさんが魔法で消しましたと。
うん……やっぱり便利だな……魔法馬車、出来れば欲しいとこだけど……入手方法が解らないから、まあ……いずれ手に入れたいかな……そんな事を考えながら、港町ブルシーヌの町の中を歩く。
夜だからか、そんなに人の数が少なく、よく見ると銀髪の髪をした者も結構見かけるので、ここではフードを被って、私の髪の色を隠さなくても良いのかもしれないな……と思ったので、私は被っているフードを外す。娘のリアネと手を繋ぎながら歩いているので、私達の姿って周りからどんな風に見られているのだろうか?って、ちょっと思ってしまった。まあ……リアネの髪の色が黒なので、親子には見えないのかもしれないけど……移動中、リアネが「お母さん、あれなーに?」と聞いて来たので、私はリアネの質問に答える。
「あれは、船ね? あれに乗って別の大陸に行く事が出来るわ」
私がそう言うと、リアネが「そうなんだ、おっきい~」と言っていた。確かにそう言われると……結構大型の船が船着場に停まっているから、あの船は何所に行くのだろうかとか、ちょっと気になったけど、まあ……あの船に乗る事は無いと思うので、特に気にしない事にした。
しばらく歩いていると、バルバさんが
「お、どうやらこの店がまだやってるみたいだな? この店でいいか?」
そう聞いて来たので、辿り着いた店の名前を見てみると、「ブルネ亭」って書かれてあった。
「私はぜんぜん大丈夫ですよ? なんか美味しいそうな物がありそうですね~これは楽しみです」
「あ~タマコ? もしかして……いっぱい食うつもりか?」
「当たり前じゃないですか、せっかく来たんですからね? それにすっごくお腹が空いてますし、何か問題あります?」
「……いや、問題ない、手持ちの資金で足りるかちょっと不安になって来たが……まあ、問題ないだろうな。ここは私が全て支払うから、任せてくれ」
「ありがとうございます、じゃあナナさん? バルバさんがこう言ってますし、早速入りましょうよ?」
「解ったわ」
とりあえず……食事所は決まったので、早速店の中に入る事にした。お店の中に入ると、給仕の格好をした女性が「いらっしゃいませ~ブルネ亭へようこそ、何名様ですか?」と聞いて来たので、バルバさんが代表して人数を答えると、席に案内してくれた。
娘のリアネノの頭の上には、クロがいるんだけど……何も言われなかったので、問題はないみたいだった。
席について、メニューを見てすぐに解った事があった。それは……文字が全て何故かカタカナ表記になっていると言う事。まあ……読める事は読めるけど、これはこれで読みにくい。
おいてあるメニューを見てみると、聞いた事の無い名前があったりしたので、どれが美味しいのか? 全く解らなかった。
「注文は決まったか?」
バルバさんがそう聞いて来たので、私は
「えっと……どれが美味しいのかちょっと良く解らないですけど……バルバさんは何にするんですか?」
「私はこれだな、この”オススメエーセット”だな、これを頼めば、とりあえず……美味しいのは出てくると思うからな」
「じゃあ、私もそれにします、タマコは?」
「私はこれですね、”マーグロライース”ですね、何の料理か解りませんけど、これはこれで美味しそうな気がします」
「そ、そう……」
何と言うネームセンスなんだろう……この店。いや……これがこの店の普通なのか……?
「リアネはどうするの?」
私がそう聞くと、リアネは
「えっと……ちょっとよく解らないけど……お母さんと同じのにしてみる……」
「そう……えっと……一応聞くけど、クロは?」
クロにそう聞いてみたけど、答えはやっぱり「にゃー」と言うだけで、意味が通じなかった。
まあ……普通はそうだよね……うん。とりあえず……注文が決まったので、女性店員を呼んで、注文をした時、女性店員がこんな事を言って来た。
「それにしても……珍しいですね? エルフの貴方が人間と一緒にいるなんて、それと……悪夢の黒猫が懐いているのも凄く不思議ですし」
……何ですと? 悪夢の黒猫……?
もしかして、リアネの頭の上に載っている黒猫が、そうなのだろうか? と言うか……私、エルフじゃないんだけどな……このお姉さん、勘違いしたまま行ってしまったし……すっごく気になる事を言ってたけど、まあ……気にしない事にして、やって来る料理を待つ事にしたのであった。




