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~第二十七話~娘、検証する~

はい、今日は執筆できたので、執筆して見ました。

建国祭と呼ばれるお祭りから、次の日になりました。

お母さんが朝食を用意してくれたので、お母さんと一緒に朝食をとる事にした。

うん……今日の朝食も美味しいかな? これなら毎日食べても良いって思えるしね? あれ? でもクロ……食べないのかな、お腹すいてないのかな? クロの朝食も用意してあるんだけど、全く食べる様子がないから、今は食べないで後で食べるのかなあ? そう考えていると、お母さんが着替えて、いつものフードを被っていた。


「リアネ? 私は出かけるけど、いつものようにお留守番出来るわよね?」


「うん、出来るよ、クロと一緒にきちんとお留守番しているね?」


「そう……じゃあ私は出かけるけど、怪しい人が尋ねても扉を開けちゃ駄目よ? それじゃあ行ってくるわね」

そう言って、私の頭を撫でた後、お母さんが出かけて行った。

お母さんが出かけた後、今日は何をしようかな……?って考えて、家にいるのだし、また魔術の実験でもしようかな?って思ったので、今日は新しい魔術を試してみようと思う事に決めて、魔術の本を読む事に決めた。私が読む事にしたのは、何故かこの家にある本。「誰でも使える魔術大全」と書かれている本で、この本に書かれてあった魔法、光魔法「ライト・アップ」は試してみたので、今度は別の魔法をやってみようかな?って思ったので、別のページを開いてみる。

本に色々な魔法が書かれてあるけど……この中からどれをやろうかな……って、考えて、私がやろうと思ったのは、風魔法と書かれた魔法をやってみる事にした。


「え~っと……風魔法「エア・ウインド」指先から小さな風を起こす魔法かぁ……やり方は……うん、成る程。早速やってみようっと」


そう決めて、本に書かれてあった内容を熟読してから、風魔法をやってみる事にした。


「風魔法、エア・ウインド!」

これで風魔法が成功したら、術が発動する筈だけど……

指先から小さな渦巻状の風が吹いて、空中に漂っていたと思ったら、すぐに消えちゃった。

これ……成功なのかな? よく分からないけど……


「ねえ、クロ? これって成功だと思う?」


クロに問いかけてみると、クロは「にゃー」って言って、頷いた風に見えた。

……クロが頷いているし、これはこれで成功って事にしようかな? うん。

でも、この魔法……どんな風に使用するのかな? 威力が弱いし……でも、触ると怪我するかも……まあ、色々と検証してみるかな? そう決めて、私はこの魔法を検証してみる事にした。

さっきと同じ魔法を使ってみたけど……全く反応が無かった。

これって魔力切れで魔法が出来ないと言う事なのかな? じゃあ……前にやった魔法をやってみよっと。

私は、光魔法のライト・アップの呪文を使用しててみると、光魔法は旨く発動した。

光魔法は出来るのだから、魔力切れじゃないと思うんだけど……う~ん……解らない。

光魔法の効果が切れたのか、光の玉が消滅したので、うん……今日の魔法の練習は終了かな? 本を元の場所に戻して、あとはお母さんを待つだけだけど……お母さん、何時頃に帰ってくるのかな? そう思っていると、外から扉を叩く音が聞こえて来た。

一体誰だろう?って思って、扉を少し開けてみると、そこにいたのは、前にお母さんに紹介された、お母さんの仕事場の人の、タマコさんだっけ? タマコさんが、家の前にいた。


「こんにちは~リアネちゃん、リアネちゃんに聞きたい事あって、やってきたのだけど……いいかな?」


「私に聞きたい事?」


「そう、リアネちゃん? 何か欲しい物ってある?」


「欲しい物ですか? えっと……」


そう言われて、ちょっと考えてみる。私の欲しい物かぁ……何かあったかな? 特にこれと言って欲しい物はないんだけど……あ、でも可愛い物なら、ちょっと欲しいかなって思ったので


「えっと……可愛い物が欲しいって思います」


「そっか、可愛い物ね……了解、じゃあ私はこれで失礼するわね、それじゃあね?」

そう言って、タマコさんがいなくなった。

一体何だったんだろう? 私はそう思っていたのでした。




「可愛い物かあ……とりあえず、ナナさんに頼まれた事は聞けたけど、可愛い物と言えば何かあったかな?」


私はナナさんに頼まれて、リアネちゃんの欲しい物を聞いたんだけど……可愛い物……やっぱりぬいぐるみとかかな? 確か……このバイトール王国にあるお店で、売っていた気がするかも? ぬいぐるみだったら、用意出来ると思うし、早速ナナさんに教えようかな? そう思ったので、私はナナさんに会いに行く事にした。移動中、遠くにフードを被ったナナさんらしき人物を発見。

あれ……ナナさんだよね? 遠くにいるから、違う人物かも知れないけど……ん? 隣に男の人?

……あれ? ナナさん……襲われてる!? と、とにかく助けないと! 私は急いで助けようとしたけど、間に合わず、素早く移動してしまったので、見失ってしまった。

どうしよう……とりあえず……バルバさんに相談してみよう。

そう思ったので、私はバルバさんがいる仕事場に戻る事にした。

仕事場に戻ると、まだバルバさんがいたので、私は


「バルバさん、ナナさんが襲われたんですけど!」


「……それは、本当か? 見間違いとかじゃないのか?」


「えっと……遠目だったからよく解りませんでしたけど、でもナナさんだと思います……」


「ふむ……解った、とりあえず情報を集めてみる事にしよう。見間違いかもしれんしな? タマコも手伝ってくれないか」


「解りました」

こうして、私達は情報を集める事にしたのでした。

ナナさん、無事だといいんだけど……




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