表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/22

14話:待ち合わせの10分後

待ち合わせの5分前、俺は待ち合わせの駅に着いた。 俺はカバンから携帯を取り出し、適当にいじる。


それからどのくらいたっただろうか 5分、いやそれ以上たってるかもしれない。

俺は携帯で時間を確認する。 7時10分

待ち合わせから10分の遅刻だ…まぁこのくらいなら良くある事。 前は2時間も遅れたのに謝りもせず、その事で1週間口もきかなかった。

それでも不安になり、辺りを見渡す。


――――――――!?


俺の目線の先………… そこにはもう会わないと思っていた、会えないと思っていた人が・・・





「・・・綾・・・?」

 その声は言葉にもならないくらい小さい。

「・・・翼」

 彼女もこっちに気が付く。

「おっまたせ~、いやぁ着て行く服に迷ってさぁ」

 後ろからみやびが俺に抱きつく。 俺がみやびにとって一番はち合わせたらいけない人と再会したとも知らずに・・・


・  ・  ・


「誰?」

 みやびは俺の前に立っている彼女の事を尋ねる。

「綾・・・ 前に話した元カノ」

 俺は綾とは目を合わせずに答える。

「あぁ! でも翼の元カノがあの田崎綾だったとは知らなかったな」


・  ・  ・


「どうしたの?」

 みやびが俺の顔をのぞく。

「翼… 新藤君から学校やめたって聞いたけど何で? それにその人誰?」

 綾は涙ぐんでいる。

「翼にとって私は過去の人なんだね、私は・・・私はずっと翼の事を思ってたのに・・・」

 違うんだ・・・ いや、違わない。 俺にとって綾は、もう・・・ もう過去の人になっていた。

そうじゃないとみやびとも付き合えない。 でも俺は綾の事を忘れないといけなかった。 忘れないと生きては行けなかった。 好きなのに、好きすぎてこんなに苦しむなんて・・・

「もういい、翼なんて・・・翼なんか・・・ だいっ・・・・・・」

 綾は涙を拭き、車道に飛び出す。

「危ない!!!」






――――――――ブーーーーーーッ




物語の設定が一部変更になったところがあります。(7話、8話)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ