エッセイジャンルを盛り上げるために出来ること
ちゃお~!! ひだまりのねこですにゃあ。
うにゃん!? GWに入ったのは良かったが、起きたら13時過ぎだったでゴザル……(;´Д`)
あああ……もう半日終わってしまったのですよ~。
さて、嘆いても仕方がないのです。本題に入るのです。
先日から開催されている『春のエッセイ祭り』盛況で楽しかったのですが、これを一時のものにしてしまってはいけません。
『春のエッセイ祭り』は、また来年開催すればいいとして、他にもエッセイジャンルを少しでも盛り上げてゆくことが何か出来ないかにゃ~って、ずっと考えていました。
まあね、こういう時は考えるよりデータで見るのが一番なのです。
先日エッセイ界の女神、夕月 悠里さまが投稿してくださったグラフエッセイによると、エッセイジャンル約3万2千作品の27%、つまりおよそ1万作品がポイントゼロなんですよ。
つまり、せっかく参加してくれた方の3割が空気と同じ状態になっているわけです。本当にもったいないにゃああ……。
恐ろしいことに、これでも小説家になろう全体平均と比べれば、エッセイジャンルはそれでもましな水準ではあるんですけどね……。
じゃあ、これらの作品が面白くないのかと言えば、まったくそんなことは無くて、多くは単に投稿のタイミングで埋もれてしまっただけなわけです。
新しい作品が大量に投稿され続ける最大級の投稿サイトならでは負の側面でもあるわけですが、読者にとっては、ランキング作品を読むだけでも量的には十分満たされているわけで。
熱心な読者が大勢いる人気ジャンルであれば、埋もれた名作を発掘するというスコッパーと呼ばれる人々が活動しているので、たとえ埋もれたとしても日の目を見る可能性はあります。
ですが、エッセイジャンルには、テンプレもありませんし、熱心な読者が存在しているのかすら怪しい。読者=書き手という構造もあって、どうしても気分転換に読んだり、隙間時間にサラッと読むという感じでしょうから、そもそもエッセイ専門のスコッパーがいませんよね?
個人的にスコップ読みしている人は居るとは思いますけど、それを紹介しているようなエッセイは見たことがない気がします。
そ・こ・で。私が始めてみようかな~と。
名作を見つけるなんてカッコイイものじゃなくて、気楽に続けて行けるスタイルで。
過去作含めて、私が面白いな~と思った作品を探してみるのです。
基本は埋もれやすい短編を中心にご紹介出来たらと思っています。
まるで誰にも知られていない新種の生物を探すみたいなワクワク感。新雪を踏み荒らすような背徳感。
レビュー&解説形式は疲れてしまうので、こんなのあったよ~、という感じで続けられたら良いなと思っています。あくまで紹介と継続が目的なのです。
そして、そうやって紹介した作品を誰かが読んでくれたら。
少しでも作者さまにとって読まれるチャンスが増えたら素敵だと思うのです。
いつかこういわれる日が来るかもしれません。
『エッセイジャンルはね、埋もれた作品が一番少ないジャンルなんだよ』
私一人の力は微力でも、蝶のはばたきだって世界は変わる。
私はそう信じているのです。
次話から実際に紹介していきますね~!!
まだ見ぬエッセイ作品たちよ……首をにゃがくして待っているのです。にゃふふ~!!
<参考エッセイ>
『エッセイジャンルをグラフ化してみた。~上位1%のエッセイ作家が45%のポイントを所有しているってホントですか?~』
https://ncode.syosetu.com/n1660hp/