7月31日
悠「あー……」
純「お前、夏休みだからってだらけ過ぎじゃねぇ?」
悠「何を言う。今年はちゃんと宿題もコツコツとやってるよ」
純「今のお前からは説得力の欠片もねぇ」
悠「……出かけんの?」
純「大学。お前らと違って俺らは今テスト期間なの」
悠「ふーん……。そう言えばさ、望もいないんだけど。部活引退したよね」
純「あいつも学校。ほら、夏休み明け運動会あるだろ? あいつ副団長になったんだとさ。準備で毎日のように学校行くってよ」
悠「うわぁ……。大変そ」
純「そういうお前は、たまには外でろよ。太るぞ」
悠「最後余計。このくらい涼しければ外出てもいい」
純「……お前、冬になるまで出ないのかよ」
夏はクーラーのある涼しいところにずっといたいですよね
* * * * *
俊「あつ……」
透「あ、俊さん」
俊「ん? おぉ、透。久しぶり」
透「ひとり?」
俊「ひとり。バイトまで時間潰し。透は?」
透「ちょっと本屋まで」
俊「そっか。うちの悠も引っ張ってくれればいいのに」
透「じゃあ今度お邪魔しようかな。悠、携帯絶対開いてないし」
俊「……帰ったら充電するよう言っとく」
透「あ、そこからか」
その後夏休み始まってから1度も充電してないことが判明しました




