7月18日
悠「……このまま帰っていいかな」
愛「ダメだよ! これから準備して、前夜祭だよ?」
悠「……せっかく2時間授業なのに」
愛「ほら、悠ちゃんも準備手伝う!」
悠「……やけに気合入ってない?」
愛「お祭りごとだよ? 学校行事は楽しまないと!」
悠「…………ほう」
愛「さ、準備しましょう!」
悠「…………おう」
ノリノリの愛美との温度差が激しいです
* * * * *
望「え、文化祭? 俺行きたい!」
悠「……来なくてもいいよ」
望「楽しそうじゃん。土曜日、絶対行くから!」
純「もうそんな時期か……。俊、久しぶりに行かないか? 先生たちもまだ知ってる人いるだろうし」
俊「そうだね。バイト前にちょっと寄ろうかな」
悠「……来んのかい」
母「あら、文化祭? 懐かしいわねぇ。お父さん、一緒に行きましょうか」
父「おっ、いいな。俊と純が高校生の時も行ったしな」
純「え、来てたのかよ」
母「あら、毎年行ってたわよ。でも何故か純だけには会わなかったのよねぇ。まぁ広いから仕方ないかもしれないけど」
俊「目立つとこにいた気がするけどなぁ……」
純「お前のクラス、何やんの?」
悠「……何だっけ。何か食べ物と飲み物売るって」
望「大雑把すぎて何もわからない」
母「行ってからのお楽しみね。楽しみにしてるわね」
父「ちゃんとやってろよ。目印なんだから」
悠「おー……(さぼれない)」
晴れるといいですね、文化祭




