7月3日
俊「あ、純」
純「ん? あぁ、俊か。何か久しぶりって感じ」
俊「お互いバイトとかで、ここ数日ゆっくりと顔合わすことなかったからな」
純「お前、バイト入れ過ぎじゃね? もう少ししたら夏休みなんだし、そこで稼げばいいのに」
俊「夏休みは夏休みで稼ぐよ。でもその前にちょっとね」
純「ふーん……ま、身体壊すなよ」
俊「純こそ。あ、それとさ、そろそろ考えといたほうがいいんじゃない? 誕プレ」
純「……そんな時期か。何欲しいんだ、あいつ」
俊「さぁ。もう直接聞いてみたら?」
純「……そうする。それが一番よさそうだ」
俊「かぶらないようにするから、聞いたら教えて。あ、俺そろそろ行くわ」
純「おー、気を付けてなー」
高いものをねだられないか、ちょっと心配してるお兄ちゃんです
* * * * *
透「……はぁ」
雪「ため息。疲れてんの?」
透「ん? まぁ……ほら、文化祭近いし」
雪「つっても、お前がそこまで頑張んなくてもよくね? 実行委員いるだろ」
透「まぁね。でもいろいろ頼まれてることもあるし。俺も好きで手伝ってるから」
雪「ならいいけどよ」
透「それより、雪音」
雪「何だ」
透「実は……(コソコソ)」
雪「ぜってぇやらねぇっ!」
彼は一体何を言ったのでしょう……




