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一ノ瀬さん家の日常①  作者: 碧川 亜理沙
52/62

6月30日

悠「あー……」

望「ゆーうー、いるのー?」

悠「……おー」

望「あ、いた。……もしかして、起きてなかったの?」

悠「起きてる」

望「でも布団からは出てないだろ、絶対」

悠「外が雨だから? だるくてだるくて……」

望「つまりいつも通りということ」

悠「いつもより倍増し増し……」

望「はいはい。ゲーム、対戦相手欲しいんだけど」

悠「えー……動きたくない」

望「純くんも俊くんもいないの!」

悠「んー……父さんは?」

望「出かけた。母さんも一緒」

悠「えー……ここまで持ってきてくれれば」

望「いやいや、テレビないじゃん! 30分で準備してね! 待ってるから!」

悠「えー……おー……」


ちなみに、時刻は14時30分頃です




* * * * *


母「あら、そう言えば明日から7月なのね。カレンダー変えなきゃ」

望「もう1年の半分が終わったんだ……」

純「はぇーな」

母「もう夏ねぇ」

望「なんかさ、6月って微妙な時期だけど、7月って言われるともう夏かって思わない?」

純「あぁ……分かる気する」

望「でもさ、梅雨で雨ばっかだから夏って感じしない」

純「これからだろ」

母「そうよ、これからよ」

望「これからかなぁ」


夏はまだまだ、これからですよ

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