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一ノ瀬さん家の日常①  作者: 碧川 亜理沙
23/62

4月23日

悠「あ、ゆっきー」

雪「おう。珍しいな、お前が食堂いるの」

悠「飲み物買いに来ただけ。こっちの自販機の方が、好きなのいっぱいある」

雪「へぇ」

悠「透は? ぼっちでお昼?」

雪「あいつ、委員会。来月にある遠足について、今からいろいろあるらしい」

悠「……その日休んでいいかな」

雪「いや、ダメだろ」


 学校行事なので、休んではだめですよ




 *   *   *   *   *


純「望は今頃東京か……」

俊「明日予報では雨って言ってたけど、振らないといいね」

純「俺らん時は、晴れてたっけ」

俊「晴れてたけど、かなり暑かった気がする」

純「……東京か。行きてぇな」

俊「行けばいいだろ」

純「……行くか」

俊「本当に近々行く気だな(笑)」


 時間とお金さえあれば


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