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一ノ瀬さん家の日常①  作者: 碧川 亜理沙
12/62

4月12日

純「……」

俊「あれ、純。大学行かないの?」

純「取りたい授業、午後からだから。そういう俊は?」

俊「俺も今日は午後。……あぁ、時間割り決めてたのか。あれ、昼までだよな?」

純「おう。迷ってるの何個かあってな」

俊「へー……。限界まで授業とるの?」

純「あぁ。1、2年で取れる分とりてぇじゃん?」

俊「まぁね。……あ、俺去年これ取ったけど、ちょっときつかった」

純「まじ? ……でもこれ取らねぇと、この分野足りねぇんだよな」

俊「じゃあ、頑張れ」

純「去年と先生同じか? なら内容あんま変わんなけりゃ、お前からプリント借りてなんとか……」

俊「え、なんちゅう考え」


 使えるものは使います


 *   *   *   *   *   *   *   *


悠「…………」

透「悠、帰んないの?」

悠「……帰る」

透「どうかした?」

悠「……テスト、どうだった?」

透「……あぁ、なるほど。まぁ、予想通りって感じ」

悠「くっ、できる奴め」

透「悠のことだから、国語以外平均ギリギリって感じ?」

悠「なぜわかる」

透「何年の付き合いだと思ってんの」

悠「……15年」

透「これから頑張ればいいんだからさ。ほら、帰ろ」

悠「……おう」


 これから頑張れ


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