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一ノ瀬さん家の日常①  作者: 碧川 亜理沙
10/62

4月10日

純「あ、俊いたのか」

俊「ん? あぁ、バイトまで時間あるし。そっちはこれから?」

純「俺もまだ時間ある」

俊「でも雨降りそうだから、早くは出るけど」

純「なんか寒いし、雪でも降んじゃね」

俊「うわ、やだなぁ」

純「……なぁ、昨日の健康診断どうだった?」

俊「どう、とは?」

純「身長、どうだった?」

俊「んー……あぁ、去年よりは少し伸びてたかな」

純「どんくらい」

俊「1センチほど」

純「てことは……今172か」

俊「そういう純は?」

純「……5ミリほど」

俊「よし、まだ俺の方がでかい」

純「数ミリの差だし。まだまだ伸びるし」

俊「今からそんなには伸びないだろ」

純「いーや、伸びる! お前をこしてやる!」

俊「はいはい。頑張れ」


 伸びる人は成人しても伸びますよ




 *   *   *   *   *   *   *


悠「だだいま」

望「おかえり。わ、今雪降ってんの? 俺帰るときは雨だったけど」

悠「4月なのに……桜満開なのに雪……寒い」

望「今タオル持ってくるね」

悠「望、部活は?」

望「今日は急遽休み。……はい、タオル」

悠「ありがと」

望「……何か疲れてる?」

悠「おう。テストあった」

望「あぁ……どうだった?」

悠「聞くな」

望「今更だけど、春休み勉強してた?」

悠「出された課題はちゃんとやった」

望「そ。あ、寒いよな。ココアでも飲む?」

悠「カフェオレがいい」

望「りょーかい」


 寒いときは温かい飲み物でも

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