下僕主人設定
最初は美しい表現を使えるようにしてみよう!という目標があったんです。
そのために美しい主人公を据えたのに…
まったく出来ず。
時間的余裕が最近できたので中途半端に書き綴っていたものを強引にまとめて完結とさせて頂きました。
つくづく自分には文才がないんだと思い知らされてしまいました。
本当は、こんな設定もあったんだよ、というものだけのページです。
主人は今夜も出かけている
いくときには血色の悪い顔も帰ってくるときには血色よくてかてかと光っているように思える。
何よりも、その満足げな表情が僕を捕らえてはなさない。
毎夜のようにうれしげに戻ってくる主人
「主人、今夜もうれしいことがあったのですか?」
「ああ、今日の食事もうまかったからね」
綺麗に引かれたかあい唇をなぞる指先。
それはもうたまらない光景であるが、長年主人に仕えている僕にはなれた光景であった。
「食事なら私がご用意しますのに」
少々いじけてみるが主人は答えた様子もない。
「・・・本当に君は出会ったころと変わらないね」
吸血鬼に(知らずに)仕えているボケ僕のはなし。
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「僕と初めて会った時は怪我して泣いてたよ」
「う、うるさい!俺は痛みに弱いんだよ」
「堂々と言うことではないのう」
主人の眼はプッケをみつめた。
「天使は優しさでできています」
ひどいことや気づ付くことショックを受けると体に崩壊の兆しが現れる。
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主人<セーリア>
一人称「わらわ」赤い眼、黒い髪。魔王とは幼馴染。耳も鼻もいい。
顔もスタイルも頭もいい。
広大な屋敷で一人暮らしをしている。気まぐれで下僕をひろった。
毎夜毎夜、食事のために街におりていく吸血鬼である。
下僕の正体を知っているが気にしていない、なぜなら下僕は弱いからである。そして信仰されているのを知っているから。
気まぐれにかまってやるの、面白い。
天使がおりてきたのを感じ取り、ペットとしてそのまま拾う。ばかでまぬけなため簡単になついたが思っていた以上に使えないこと驚きつつ放置。
天使が作るトマトジュースはなぜかおいしく感じるために、毎日かかさず飲んでしまう。
幼馴染が魔王である。主人自身もそれなりに身分なるもの。
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下僕
一人称「僕」見かけは15,6歳。立場は執事だがほかに使用人はいないため、なんでもいい。嘘をつくこと、殺生はできない。
祈りをささげるのが癖、裸になるのも癖。
主人から頂いた服と懐中時計は宝物。
ただ主人のためだけに尽くすことを目標にしているのだが空回りをすることも珍しくない。
食べ物を摂取する必要がなくきれいな水さえあれば生きられる。
主人に触れるとじんましんがでる。いつかユーリア様って呼んでみたいと思ってる。
下僕は天界から人を10人幸せにする修行のためにおりてきたが、まっさきに主人に気まぐれに拾われる。魔界ではペットを飼うのがブームになっていたのでセーリアはペットを拾ったつもりかもしれない。手間のかからない。一目見た瞬間から主人にまっしぐらの犬の如く慕いしたがっている。すっかり修行のことは忘れて毎日、主人のためだけに働く。
そして主人のことは人間だと信じて疑っていない。そのため屋敷から出たことはなく執事服や懐中時計は主人が用意したものである。
プッケは二人目にあった人間。
ユリトアは三人目。
少しずつ町にも慣れていたが、天使の体は思いを寄せてくれる人がいないと崩れてしまうほどもろいため天界に帰らなければならない日が近づいていた。本人は気付いていない。
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プッケ
一人称「俺」
近所の子供。親に連れられて教会によくいくが信仰心はない。シスターにかわいがられている。まわりに馴染めずいつも一人でいる。
ゲボクは名前だと思っており、頭が弱くてすぐ裸になったり傷口を嘗めるのでヘンタイだと信じて疑ってない。普段はいい子ぶっているが下僕の前では生意気である。
友達がいない。教会の孤児院から養子に貰われてきたので、どうすればいいのかわからず馴染めない。引き取り先の夫婦はとてもいい人たちなので余計に困惑している。そのため噂の屋敷に侵入したところゲボクにあい、ひとりでさびしかったからよく下僕に会いに行く。
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ユリトア・ナゴバスチ
一人称「俺」赤い瞳、肩までの髪。それなりに綺麗。天使なんて下等な生物と思って動物扱い。性格悪い、だからか主人の第一位婿候補らしい。
まんまと婿になるために頑張っているが高慢なセーリア自身のことは苦手である。セーリアのほうが力が強いためかなわないから。
セーリアの婿になって一族を支配に置くことを望んでいるが、のぞみは薄い。セーリアが結婚する意志なんてゼロだからだ
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シュベルツ
高級香水屋。女店主




