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気まぐれ刊『時差ゲー』  作者: 切咲絢河
5/5

死地並べ

プレー人数

 6人


カード枚数

 54枚(ジョーカーは必ず含める。)


ルール

 基本的には通常の七並べと変わらないが、幾つか違う点がある。


1、ジョーカーの扱い。

 ジョーカーはいつでも出して良い。

 仮に、♥3が場に出ていて、自分が♥2を持っていてもジョーカーを置いても良い。


 また、他の者がジョーカーを♥3の次(つまり、♥2の位置)に置いていて、且つ、自分が♥2を持っていてもその♥2を出すことは出来ない。


2、フェイクジャック宣言

 上記の場合、♥2を持つ者は永遠に♥2を出すことが出来ないため勝利出来ない。

 それを防ぐためこの制度がある。

 ジョーカーを出された後、ジョーカーを出した者の次の者がカードを出す間のみジョーカーを出した者を除き、全員にその権利を得る。

 権利を得た者はフェイクジャック、という宣言ができる。(長いため、フェイク、もしくはジャックと略してもよい。)

 フェイクジャックと宣言されたらジョーカーを出した者はトゥルー、フォルスのどちらかの宣言をしなければならない。

 トゥルーとはジョーカーを出した者の手札にその位置のカードを持っていることを意味する宣言だ。

 具体的な例を挙げるなら、

 ♥3が場に出ていて、ジョーカーを持つ者の番になる。そのときその者は♥2も持っているが、戦略的な都合より、ジョーカーを出す。

 この際、フェイクジャックと宣言されたらトゥルーと宣言しなければならない。

 その後、♥2を場に出す。そして、回りにある四枚のカードを取らなければならない。

 回り、というのは上下左右斜め一枚のことを指す。

 この中から任意の四枚のカードを取らなければならない。(回りに四枚以上カードが無い場合、回りにある全てのカードを取らなければならない。)

 また、7のカードを取ることは出来ない。

 フォルスとは、トゥルーの逆を指す。

 このとき、フェイクジャック宣言をした者は回りのカードのうち、任意の四枚を取らなければならない。

 マナーとして、ジョーカーが出された後、次のプレーヤーはフェイクジャック宣言を誰もしないことを確認してからカードを出す。


3、ギヴスルー

 この制度は二通りのやり方がある。

 そもそもギヴスルーとは、ある条件を満たしたときに各プレーヤーが手札から一枚カードを伏せて出し、それを左隣のプレーヤーに渡し、右隣から送られてきたカードを手札に加える行為である。


 まず、一つめのパターンはターン制で行うパターン。

 ○ターンに一度、ギヴスルーを行う、といった塩梅でギヴスルーを行う。


 二つ目のパターンはボタンを押されたらギヴスルーを行うパターン。

 だが、このボタンを押す行為は誰がやったかわからないようにしなければならない。(カードが大きく動くため、誰がギヴスルーボタンを押したかがわかってしまうと、戦略上、不都合が生まれやすくなり、ギヴスルー自体が起こらなくなることを防ぐため。)

 そのため、ある程度の機材を用意する必要があるため、おすすめしない。


進め方。

 基本的には通常の七並べと変わらない。

 カードを配り終えたら7のカードを出し合い、♠7を出した者から時計回りに順番を決める。


勝利条件

 全ての手札を出す。

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