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気まぐれ刊『時差ゲー』  作者: 切咲絢河
3/5

ダイヤ

プレー人数

 4人


デック

 52枚(ジョーカーを省く。)


カードの強さ

 切り札>一枚目のマーク>その他のマーク

 A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2


プレーの進め方

1,順番を決める。

 デックから一枚ずつカードを引く。このとき下記のカードの強さに準じて一番強いカードを引いた者から時計回りになる。


 ♠>♦>♣>♥

 A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2


 また、一番の者(つまり、順番を決める時点で最強のカードを引いた者)のマークが切り札となる。


2,カードを配る

 一番の者が二番目の者から順に配る。

 配る枚数は13枚


3,ビディング

 各々が取れる♦のカードの枚数を宣言する。

 最高は13

 一枚取るなら1。

 二枚取るなら2。

 と宣言する。

 これを一番の者から順に行い、一巡したら、もう一度ビディングの権利を得る。

 一巡目のビディングを取り消すことができるが、このとき、一巡目より少ない枚数の宣言はできない。

 また、一巡目のビディングを取り消さない場合は「キープ」と言う。


『アンダイヤ』について。

 ビディングの際、「アンダイヤ」という宣言もできる。

 これは、♦のカードを一枚も取らないという宣言である。

 この宣言はビディングの二巡目で、他の宣言に取り消すことができるし、逆に他の宣言からアンダイアにもできる。


『ニルダイヤ』

 ビディングの際、「ニルダイヤ」という宣言もできる。

 これは、トリックを一つも取らず、且つ♦のカードも一つも取らないことを意味する。

 これは、一巡目のみ可能な宣言で、二巡目に取り消すことはできない。


4,トリック

 通常のトリックテイキングゲームに準じてトリックを取り合う。また、カードの強さも上記の通りである。


5,勝利条件

・ビディングの宣言について。最も近いトリックを取る。

 但し、宣言した枚数に獲得トリックが満たない場合、それは勝利条件には当てはまらない。

 つまり、トリックを取りすぎてもいけない。

 また、これに当てはまる者が複数人いる場合、ビディングの宣言した数字が最も多い者が勝者となる。これにも当てはまる者が複数人いたら、獲得した♦のカードを見せ合い、最も強いカードを持つ者が勝者となる。


・アンダイヤを成功させる。

 アンダイヤを成功させた者が複数人いた場合、順番決めの際のカードの強さ


 ♠>♣>♥

 (♦がないのは、♦があった場合、アンダイヤは成功させていないから。)

 A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2


 これに準じて最も強いカードを持つ者が勝者となる。

 また、トリックを持たない者がいた場合、その者は勝者とはならない。


・ニルダイヤを成功させる

 ニルダイヤを成功させた者が複数人いた場合、それ以外の者が持つトリック一つ裏返し、よく混ぜて、その中から一枚、該当者が引き、その後、アンダイヤと同様の処置を取る。


 また、これら勝利条件のいずれかに当てはまる者が複数人いた場合、勝利の優先順位は


 ♦を13枚全て獲得した者

 ⬇

 ニルダイヤ成功者

 ⬇

 アンダイヤ成功者

 ⬇

 ビディングの宣言に最も近いトリックを取った者。


 となる。


注意事項

 アンダイヤを宣言していて、且つ、ニルダイヤの条件に当てはまってもそれはアンダイヤ扱いとなる。

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