就寝前の誘い (創作)
アリーマ温泉にて美女・美少女四人と混浴することにより、俺は魅惑耐性を得ることができた(たぶん)。
ワニ化していたフトシも目を覚まし、自分が魅惑耐性を得られていないことを残念がっていたが、レイによれば、勇者である俺だけが耐性をもっていればそれで十分、ということだったし、なにより、女性達が裸を見られることを嫌がっていたので、そのまま帰る事になった。
フトシは涙目だった。
帰りは、レイも使えるという上級転移魔法で、まずサポセンの街へ移動し、ここでアイさんと別れた。
そして待機していたアイザックと合流、彼のルーララで館へと帰り着いたのだった。
思ったより、いろんな事があった旅だった。
結果的に、四人の女性全員の裸を見てしまったわけだが……みんな本当に綺麗だったと言うことだけ、記憶に残っていた。
その夜、就寝前の時間帯。
俺の部屋の扉をノックする者がいた。
誰だろうと思い、出てみると、そこにいたのは、メイドで、かつアイザックの一番弟子であるレイだった。
昼間、彼女の裸を見てしまっている……。
こちらはドキドキしてしまっているのだが、レイは、普通にすました顔だった。
まだ十代の彼女だが、こういう堂々とした姿は、一体どうやったら身につくのだろう、と考えてしまった。
「ヒロ様、お話しがあるのですが、よろしいでしょうか」
「……ああ……こんな夜更けにこっそりと訪ねて来るなんて、よっぽどの事情があるんだろう?」
俺は冷静を装って、そう尋ねてみた。
すると、予想外の返事が返ってきて、俺はほぼ硬直してしまった。
「……私とヒロ様の二人きりで、ほんの少しで構いませんので、旅に出ていただけませんか?」
※今回、場面転換のため、短めとなっています。




