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試験前日

魔式テニス部の先輩「1年生は次の月曜テストあるみたいだけど、前日の日曜試合あるから、絶対出ろよ」


魔式テニス1年「ハイ先輩」



俺「え、テスト前に試合あるとか、前日勉強出来ないじゃん、、ましてや毎日ハードな練習あるのに」


チャラ男「ま、なんとかなるっしょ」


いや、お前みたいな見ただけで全部暗記する人間とは違うんだよ、、、


すると

「あらぁ、俺君よかったらぁ、一緒に勉強しなぁい?」野太い声が響く


振り替えるとそこには、ゲイリー(新入生歓迎会で俺のけつのあなを狙ってたやつだ)


俺はちょっと引き気味に


「ゲイリー、


それは、、、


そういえば、


俺の席の近くの女子も一緒に勉強したいって言ってたから一緒にする?」


ゲイリー「いいね、そうしましょうよ」


と頬を赤らめた。こいつは女にもてないから男に走っただけで、本来は女が好きだったのだ。


しかし、顔の濃さから自分から女子に告白しても


「友達だと思ってたのに、、ひどいよ。ごめんなさい」


(きめえんだよゴミクズが。私にあなたごときブスが手が届く、ましてや恋愛対象になるとでも思ってんのか?)


と言われたりして、全くもって相手にされないのだ。


-ちなみに今のようなモンスター(ゲイリー)を女子に押しつける行為は《トレイン》というゲームで言うモンスターの押しつけ行為に当たる-


こうして、勉強の問題は解決したのだが、、、やはりスペックが違う。


プリントの量にして1000〜2000枚の暗記は常人には前日に、短期記憶でつめ込まなければ決して合格点に達するものではない


どうしても、勉強しなければ、、


--------試験前日--------


魔式テニス部の先輩


「今日は、選手方の試合の応援だ、


喉をからせ!!一瞬たりとも声を止めるんじゃない!


お前らの声出しスペル身体強化がなくて負けたら責任とれよ!


あと、選手が試合してる間座れないんだから応援が座ってたら選手のモチベーション下がる


一瞬たりとも座ったやつはスライム1000本ノックだ!!


分かったか?」



魔式テニス1年「ハイ先輩」「ハイ先輩」「ハイ先輩」

(勉強させてくれー)


「絶対勝つぞー」


魔式テニス1年「ハイ先輩」

(勉強させてくれー)


そうして、メガネの先輩が一年を集めメガネをキラリと光らせてこう言った。


「これは、呪文をyear noteに追加できるスクロール、お前らの期待してたもの、まとめ資料だ。


努力せずに呪文が手に入るんだ。欲しいか?」


魔式テニス1年「ハイ先輩」


メガネ「これはスペル:エピネファイヤ、そう身体強化魔法だ。これを使えば、かけられたものの、身体能力が上昇する。


試合中はこれを選手にひたすらみんなでかけ続けるんだ。いいな?」


魔式テニス1年「ハイ先輩、質問がありますがよろしいですか?」


メガネは許可する。


魔式テニス1年「これはドーピングに当たるのでは?」


メガネは一年を睨みつける


「それは、我が魔式テニス部の伝統に対する侮辱だぞ、伝統こそ全て、


たとえ常識に反していようと、伝統が優先されるのだ!


わかったな!


罰として走り込み20回だ!」


魔式テニス1年「ハイ先輩」


蜘蛛の子を散らすようにみんないなくなる


試合終了後、


魔式テニス部の先輩「今日は残念ながら勝てませんでした、、


今回は試合を、、延長します」


(持ち越し試合きたー、これぞ永遠に試合の応援し続けなければならない、この部活の闇だーー)


(そもそも試合が一日では終わらないのだ)


(もちろん最終学年の先輩以外はみんな球拾いと先輩へのスペル強化だ)


そうして、いつの間にかくたくたでいつ家にたどり着いたのかも覚えていない、、




新入生歓迎パーティーの時の先輩のあの優しさは何だったんだ、、、

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