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スライム乱獲

「ピーピーアイ!!」

「ピーピーアイ!!」「ピーピーアイ!!」

「ピーピーアイ!!」「ピーピーアイ!!」「ピーピーアイ!!」

「ピーピーアイ!!」「ピーピーアイ!!」「ピーピーアイ!!」「ピーピーアイ!!」

俺達はひたすらスライムを狩っていた。


これは修行なのだ。スライムを呪文「PPI」でボール状にして魔式テニスの球にしているのだ。


もちろん、普通の玉と違い魔力を込めた一撃が放てる点で、前世のテニスとは全く異なる面白さがある。


しかし、問題は、試合に出れないことだった。


試合に出てるのは大柄で魔式テニスの上手な上級生だけだ。


魔式テニス部の先輩「オラオラボールボーイがボール(スライム)もすぐに拾わずに何しとんじゃぼけー、選手の先輩方にわしが怒られるじゃろーがー」


と巨体の先輩が叫ぶ


俺とチャラ男「はい先輩」


魔式テニス部の先輩「ボール(スライム)の投げ方は下からゆっくりと、選手様のちょうどいいとこに投げろボケー」


俺とチャラ男「はい先輩」


魔式テニス部の先輩「魔クエリ(スポーツドリンク)が切れたぞ!ダッシュで作ってこい!ダッシュで!


俺とチャラ男「はい先輩」


そして去る俺とチャラ男


そう、俺たちは勧誘につられて魔式テニス部に入部したのだ


っていうかこのチャラ男に俺は無理やり入れさせられたのである。


俺「おい、お前につられて入った部活だけど、とんでも無いとこじゃねーかよ」


チャラ男「巨乳先輩が、もし部活入ったら一回揉ませてくれるって言うからつい」


俺「なに!?それはけしからん、で感触は?」


チャラ男の周りに天使が踊り始める


、、、


、、、

チャラ男(満面の笑み)

「サッイコーーーデッス」


ガクリとうなだれる俺。


とりあえず、俺たちみたいに騙されて入ったのは15人、、脱走しなければ青春が消える、、


もちろん、あのオネエ系のダンディなリアル18歳は(現役だったらしい)俺を追いかけて同じ部活に入った。


それも、おいおい対策をしなければならない。


とりあえず今は魔クエリダッシュの後に、またスライム狩りだ。


「ピーピーアイ!!」「ピーピーアイ!!」「ピーピーアイ!!」


スライムを見ながら、俺はこれおっぱいみたいだな、、、、と考えた。


チャラ男のやつ、けしからん。こんな感触を独り占めしやがって。


まてよ、チャラ男がおっぱい揉めたということは俺の死に戻りでパラレルワールドを繰り返せば、俺が揉める世界があるんじゃないのか、、、、?


いやいやそんな、事してたら何年たっても医学部卒業できねー。


死に戻りで実質2カ月以上の時を生きてるが、現実世界はまだ2週間ちょっとしか経ってない。ここでつまづいていては、一人前になる前に精神が崩壊しちまう。


しかし、、羨ましい限りだ、、、


先輩にまた呼び出される

「早く来い」


俺「はい先輩」


しかし、俺はこの時まだ気づいてなかった。次の試験が迫っているということを、、、

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