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セカンドインパクト

「はい試験開始」


とうとう死に戻りして初めての試験が始まった。


今回はパーティにも参加しつつ講義をバッチリ聴いたし、何より試験内容を一回見てるのだ。


もう絶対合格だよ。


余裕だよ。この世界で俺は最強だーー。ガッハッハハッハ。


てか、例のあの部活


超有名な美魔導整形外科の、クリクリクリックの院長がOBなんてすごすぎ。


最後の締めはやっぱりあの言葉「合言葉はクリクリクリック」だよねーウヒョー


新入生歓迎パーティーに、魔導船貸切でパーティなんて、、芸能人まで来てたしやっぱ金持ちはちげーなー


やっぱり医学部最高ーー。(正しくは魔道医学部)


(もし彼の第3の耳が発動していたら、院長が医学生たちに対し、「こいつら雑魚いなー。ふふふふふ全部学会費にでもしとけば経費で落ちるんだよ。馬鹿め。、ここで業界の華やかさ教えて、もし入ってきたら過労死するまでこき使った上、美魔導整形の過失押し付けて捨ててやるわ」などという心の声を聞いてただろうが、それは違うパラレルワールドのお話)


と考えていると急に眠気が襲ってきて、、、



寝てしまった。


アフロディーテ「やあ俺くん」


俺はブチ切れた


「やあじゃねーよ、今試験中だよ。」


アフロディーテは、もちろんしってるさ。とうなずきながら、


「でも、一つ伝え忘れたんだけどさ、試験内容は死に戻りしても並列世界で変わるから気をつけてね」テヘッ

と言った。


「おせーわ!!今試験会場なんですけど、前回と同じだと思ってきちゃったんですけど」


「そういうと思って、せめて一つだけ問題の答え教えてあげようと思ってきたんだ。これは格別の申し出だよ。本来君は、素の実力で勝負しなきゃならないとこ、あえて教えてあげるんだから」


「いらんわーーーー!!もう帰って!試験時間無くなるから帰ってくれ。今回ちゃんと授業出てたから大丈夫だから帰って」


「それならバイバイ〜」


とアフロ神は消えたと同時に、試験官に起こされた。


よしやるぞ!


全問解き終わり、間違えてそうな問題を数える、、、


え、あと一問足りない、、アフロ神も一回出てきてくれ、、、


試験官「はい試験終了です」


終わった、、、


終わった、、、


その日は俺は部屋で落ち込んでいた。次の日year noteには何も文字が表れず、スライムに食われてしまった。


脳内が文字で埋め尽くされる。


GAME OVER GAME OVER GAME OVER

GAME OVER GAME OVER GAME OVER

GAME OVER GAME OVER GAME OVER


「ゲェームオーヴァー」


また誰かが嫌みな口調でそう言った気がした。


てか誰だー






医学部はたった一つの試験の一問できたか出来ないかで年単位のアドバンテージを背負うので注意だにゃ。テヘッ


byアフロディーテ

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