ワタクシとリリィさんの新たなる団ですわ
今ワタクシは新しく出来た拠点の教会後に来ていますわ。
今回はもっふもっふ団だけで無く、爆犬団の方々にも来ていただきましたのよ。
「と、言う訳でワタクシ達二つの団体を合併させようと思いますのよ」
ワタクシが高らかに宣言しましたわ。
「敵のクリムゾンナイツとタケダ軍団が手を結んだ今、我等も対抗する為に一つになろうと思う、異論はあるまい?」
リリィさんが皆様に向けて聞きますの。
「あ、あの‥‥‥合併は構わないんですが、お屋形様?」
小太郎がオズオズと聞いてきましたわ。
そう言えば、小太郎は実はメスなのですのよ。
「なんだ、小太郎?」
「その衣装は一体‥‥‥」
リリィさんはメイド服を気に入ったらしく、七着あったメイド服を毎日着替えて来ていますのよ。
「む、変であるか?」
リリィさんが少し悲しそうな顔をして自分の着ているメイド服を見ますわ。
「いえ、とても素敵ですお屋形様、あの‥‥‥」
小太郎が口ごもってますわ。
「どうした?」
リリィさんの返事を聞き、なにやら覚悟を決めた小太郎が顔を真っ赤にして聞いてきましたわ。
「ほ、僕もお屋形様と同じ格好してみたいです!」
小太郎も可愛い格好をしたかったのですのね。
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「ではサマンサ様、私とナイフでルーニア様の居る銀龍酒家まで小太郎殿を連れていきます」
レインさんが隣にいるナイフと小太郎を見ながらワタクシに言いましたわ。
「ええ、頼みましたわ、メイド服を袋に入れておいたのでルーニアさんに見せて何とか伝えてあげてください」
言葉の壁があるので、現物を見せて何とか出来ると良いのですが。
「メイシンさんが居たらあの方に言えば何故か意志疎通が出来るのでそれで頼みますわね。」
あの方は何故か動物の話してる言葉を何となく理解しているみたいなのですわ。
さて、それでは新しく出来た団体の名前を決めましょう。




