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犬信改めリリィ

 ワタクシ達は銀龍酒家を後にしてカイル君宅へと向かいますわ。


 ランスはお腹が一杯になったらしく、リリィさんに背負われて眠っていますの。


 それから、なんとルーニアさんが犬用の服が入った袋をリリィさんにくわえさせて持たせてくれましたねよ。


「リリィさん、ここがワタクシの家ですわ」


「いや、犬信と呼んで欲しいのだが‥‥‥」


 リリィさんがそう言いましたが、ワタクシはリリィさんの方が可愛い名前だと思うので却下しますわ。


「ニャー! ニャー! (カイル君、帰りましたわ!)」


 ワタクシの声にカイル君が走ってドアを開けにきましたのよ。


「お帰りサマンサ‥‥‥って、うわーっ! うわーっ! お母さーん! なんか可愛い感じになってるー!」


 おや、カイル君がリリィさんと背負われていますランスを交互に見て目を輝かせてお母様を呼びに向かいましたわ?


 「あらあら、どうしたのカイル‥‥‥んまーっ! んまーっ! 何この可愛い状態は!?」


 お母様もリリィさん達の姿を見て発狂してしまいましたわね。


ーーーーー


「ねー、お母さんいいでしょー、この子飼おーよー」


「でも、こんなに立派なワンちゃんならどこかの飼い犬かもしれないでしょ?」


 なにやら一目惚れしたらしいカイル君がリリィさんを飼いたがってますわ。


 少し気になったのでワタクシ聞いてみましたの。


「リリィさん、どなたか主人はいられますの?」


「いや、我は一匹狼だぞ、首輪もしていないであろう?」


 狼では無いと思いますが、どうやらフリーの様ですわね。


「んー、君はどう? ウチに住みたくない?」


 目をキラキラさせて聞いてきますわ。


「‥‥‥我が居ては迷惑ではないか、サマンサ殿?」


「構わないと思いますわよリリィさん」


 カイル君達なら一匹増えたところでむしろ大喜びすると思いますわよ。


「わんわん!(では、これからご厄介になりますぞカイル殿)」


「ほら、返事したよお母さん!」


 そう言うカイル君に苦笑いで仕方ないわね、と言うメイお母様ですわ。


「これから宜しくね! タマネギ!」


 リリィさんの名前がタマネギになりそうですわ。

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