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ワタクシの名はサマンサ、元悪役令嬢のスコティッシュフォールド(猫)よ  作者: 葛之葉
序章 ワタクシはサマンサ、よろしくて?
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サマンサの散歩

 本日は天気が良いので街の巡回に出ようとドアをカリカリしてますわ。


「なに? 散歩に行くのサマンサ?」


 カイル君、散歩では無く巡回ですわよ?

 ワタクシはニャーニャーと抗議の声をあげました。


「わかったよサマンサー」


 そう言ってドアを開けてくれました。


「あまり遅くなったら駄目だよサマンサ?」

「ニャー(わかっていますわカイル君、晩御飯までには戻りますわね)」


 カイル君にそう返事を鳴いてワタクシは街へと繰り出しますわよ。


ーーーーー


 ワタクシが街を優雅に歩いていますと、背後からおデブのドラ猫が走ってきましたわ。


「姉さーん! サマンサの姉さーん!」


 おデブ猫、もっふもっふ団の特攻隊長のゴンタがワタクシに追い付いて息を整えていますわ。


「あら、どうなさいましたゴンタ、そんなに慌てて」


 ワタクシはゴンタに聞きました。


「た、大変なんだ姉さん! 切り込み隊長のナイフが見た事のねぇ奴等にやられちまったんだ!」


 その言葉にワタクシは、この前家にきたレイダーと言うオセロットの雄を思い出しました。


「‥‥‥ゴンタ、(空き地)にもっふもっふ団を集結させなさい」


 始めたようね、ブラッディキャット団。

 さてと、晩御飯までに帰れるかしら?

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