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ワタクシの名はサマンサ、元悪役令嬢のスコティッシュフォールド(猫)よ  作者: 葛之葉
1章 ワタクシともっふもっふ団とクリムゾンナイツと
26/75

ジョニー再び

 ワタクシの名はサマンサ、元悪役令嬢のスコティッシュフォールドのメスよ。


 ワタクシとレインさんは今、レインさんの発案でジョニーの居る橋の下を、橋の上から見ていますわ。


「‥‥‥ナイフ、今日のお前は一段と綺麗だ」


 ジョニーの目の前には、ルーニアさんお手製の純白のドレスに身を包んだナイフが居ますのよ。


「な、何でアタイが‥‥‥じょ、じょにー、きょうはおねがいがあってきたの」


 棒読みですわね。


「何だいナイフ、お前の頼みなら何だって聞いてやるさ」


カウボーイハットを前足でクイッとあげながらジョニーが格好つけてますわね。


「あ、あたいねらわれてるの、へんしつしゃに」


「何っ! 誰だ俺のナイフを狙う不届きな変質者は!」


 鏡を見なさいジョニー。

 後、ナイフが変質者と言った時のジョニーを見る目が【お前の事だ】と言ってましたわよ?


「ぜっくうのほるすってやつなの、たすけてじょにーっ!」


「絶空のホルス‥‥‥あの野郎か、良し! 任せときなナイフ! 俺がお前を守ってやるぜ!」


 そろそろナイフの我慢も限界そうでしだか、何とかジョニーをタブらかしましたわね、宜しくてよナイフ。


「上手くいきましたね、サマンサ様」


「ええレインさん、これで役者は揃いましたわよ」


 いつでも来なさい、絶空のホルス! ですわ。

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