妖精登場
「ん、ここどこだ?」
勇太は突然暗闇の中にいた。
「た、たしかゲームのキャラで異世界に行くにyesと答えて、」
と、突然どこからか見知らぬ声が聞こえてきた。
「ようこそ、異世界へ私は貴方をサポートする妖精リンリンと申します。」
後ろを振り替えると、
桃色のロングヘアーで、体型はまるでグラビアモデルみたいで、蝶みたいな羽もあり、胸もかなりあって、E?いやF?
「フィギュアが喋っている!?」
と、リアクションをとったしまった。
「初めまして、私がリンリンです、よろしくお願いします ご主人様、それと私はフィギュアではなく妖精です。」
けっこう可愛いなって!ご主人様!?
「ご、ご主人様って?」
「はい、私は貴方につかえる妖精です、異世界生活をサポートするために来ました。」
こ、こんなに可愛い妖精にサポートしてもらえるなんて
「そーなんだ、よろしく俺は、」
と自己紹介しようとした時
「上条勇太様ですね。」
え、
「何で俺の名を?」
「妖精ですから当然です。」
と、当然ってさすがは異世界。
「所でご主人様?」
「ん、なんだ?」
「こちらの鏡をみてもらえませんでしょうか?」
突然どこからか鏡を取り出してきた。
その鏡を覗いてみると、
「こ、これって俺のゲームキャラじゃないか!」
それは紛れもなく勇太のゲームキャラだ。
本日よりその体がご主人様の体になります。
本日よりってじゃあ、俺の元の体はどうなったんだ?
「後、申し訳ありませんが、ご主人様左手の甲を前にだしてもらえませんか?」
ん?何をさせるつもりだ?
「こ、こうか?」
とりあえず言われたままやってみる。
「そしたら、ステータスっと言ってみてください。」
す、ステータスって。
「す、ステータス。」
すると、
「わ!」
突然ゲームみたいな表示が現れた、そこには上条勇太という名前とレベル1と表示されていた。
ん?
レベル1だと?
「れ、レベル1だと!」
どうなっている?
俺のキャラはたしか、100だったはずだ。
「オイ!リンリンどうゆうことだ!レベル1だと!」
焦ってリンリンに聞いてみた。
「はい、レベル1からのスタートにきまっていますので。」
きまっていますのでっ、
「誰が決めたの?」
「神様がお決めになられました。」
か、神様がってさすがは異世界だ。
「では、続いてこちらがご主人様の新しい新居にご案内します。」
すると、いきなり目の前が真っ白になった。
「ここは?」
目を開けてみると、そこは木造建築でだいたい1LDKぐらいの部屋だ。
「はい、こちらがご主人様の新しい新居です。」
戸惑いながらも窓の外を覗いてみた。
窓の外は小さくて、木造建築がいくつも建ち並ぶ街が見える。
まるで、中世のヨーロッパみたいだ。
「あそこはカナルの村になります。」
ほ、本当に異世界来てしまったんだ。
「では、ご主人様まず何をされますか?」
俺は、窓を開け大きく息を吸い、
「どーなるだ!この先!」
これが上条勇太の異世界ライフの始まりである。