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ー翌日 朝市ー
「ここでしか見れない物ばっかだよー! どうぞ見ていってねー」
ここ、ガリラヤ村はラバーナ大陸の中央に位置するため、やって来る人も多い。
「こんな朝でも結構人が多いのな」
「そうですね……、今はマミちゃんとツバサ君が頑張って接客してくれてますが、どうも猫の手も借りたいほどらしいです。」
「今日の午後には村を出発する予定なんだよな」
「もうちょっとこの村に居たかったペン」
「まあ、この村も案外楽しかったしな」
大変だったけど。
「ルーサスー、テットー、そろそろ交代お願いー」
「はーい今行きますー」
「だってさ、ペンペンいくぞ」
「分かったペン!」
あの後2回ほど交代をし、朝市は終了した。
「やっぱテット君達の作った物はよく売れますねー」
「確かに、たまにモンスターが落とすアイテムなんかより全然客引きが良いもん」
「だろー、俺の作る武器はそこらのとは格が違うんだよ、格が」
まあ、武器が売れてよかったけど、うーんまた眠くなってきたんだが…...。
「何眠そうにしてんのよ、この後すぐ出発なんだから寝る暇なんか無いよ」
「そうだぞー、やっとグループに帰れるんだから我慢しろよな」
グループとは同じスターキーの集まりのこと、俺たちの仲間もそこで仕事をしている。
「まあいいわ、早く出発するわよ」
歩きながらルーザスが今後の進路を説明してくれた。
「私達はガリラヤ村を出発したあと東に進みテラーヌ湾沿いを南東の方向へ歩きます。だんだんモフック湖が見えてきたら、そこがグループのあるモフック街です」
テラーヌ湾はラバーナ大陸で一番大きな湾で、モフック湖はラバーナ大陸二大湖の一つ、南東にある。
また、モフック湖の近くにあるので通称モフック街
「要するにまずはテラーヌ湾を目指せばいいんだな」
「そういう事だ」




