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商職戦闘のセカイ  作者: タクkura
2章 血とゲームと勘違い
18/25

11

ー翌日午後6時ー

4時にはもう起きていた俺らは、軽い夕食を摂り、見回り中お腹が空いた時食べるおにぎりやパンを持って玄関に集合していた。

「皆頑張るみたいだから、お茶買ってきたわよ、はい1人1本ずつね」

お姉さんがお茶を渡している。

「「「「ありがとうございます」」」」

「ペンペンGPSちゃんと機能してるか?」

「バッチリだペン」

「よし、各自決められた配置についたら作戦開始だ」


ー作戦開始ー


ー午後6時半ー

中北港区に着いた俺はとりあえず歩いて街の様子を観察することにした。俺が持つ雷魔法は飛行への応用が利かないからしょうがない。

マミは風魔法の力で今は2体までなら分身出来るらしいし、ルーサスの使う雲魔法は名前から分かるように雲に乗ればいいし、ツバサも草魔法で大木を育てて観察すればいいし......便利だよな、本当に。

まあ雷魔法は他の魔法より攻撃に特化してるから別にいいんだけど。

「まだ特に異常無し、か」

もっと楽な案考えときゃ良かった。

「あーめんどくせぇ......」


ー7時15分ー

「やっぱり雲はいいなあ、ふわふわだし」

私は雲の上に乗って街を観察していた。

見回りの仕方は自由って言ってたし別に大丈夫だよね。

もし吸血鬼が現れたら雲から降りないと行けないのかぁ、できれば中南文化区にはでないで欲しいかなぁ。

お茶を一口飲んで、街をもう一度見下ろした。


ー8時ー

担当が南寝蔵区なので皆と違って動く必要がなかった俺は、街の空き地に大木を生やして観察している。特に変わった事はないし、暇だから持ってきたおにぎりを食べ始めた。

「やっぱおにぎりには、お茶だよなー」

でもやっぱり超暇だから、早く吸血鬼来て欲しい。できれば俺の所に。


ー8時50分ー

話によればこの時間帯が1番吸血鬼が出やすいそうだ。

さすが有名なリゾート地なだけはある。街の夜景が最高にロマンティックだ。

「こりゃ北海緑区にしてくれたテットに感謝しなきゃいけないかな」

出来ることなら海に入りたかったが、そういう訳にもいかず飛んで街の観察をしている。

風魔法は応用すれば分身も出来るし、風魔法『翼風(よくふう)』を使えば飛行も可能......と、とっても便利。

「少し攻撃力が低めなのがたまに傷だけど......」

それでも私は風魔法に誇りを持っている。

「でも私にかかれば吸血鬼の1体や2体、楽勝

だわ」







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