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五話 開始
日が差し込む屋上に一人の青年が来た。
「全く。大変だよ。ねえ、小座間ってどう思う?」
「いわれましてもね。ハッキング何て専門外ですよ。」
「ひどいなあ。師匠の仕事位しっかり専門内にしてくれよ。」
「で、何するんですか?」
「暁のお使い。」
「は?」
「鬼?」
「鬼だろ。」
「文句言わない。」
「鬼?玲の野郎は空飛んでるぞ。」
カイの頭上には氷の神々しい翼を広げながら優雅に飛んでいる玲がうつる。
「だりぃな。以下同文。」
「なるほど。鬼か。」
と遥。四人は街を走る。ビル群を翔んで目的地へ向かう。
「あともうちょっとだよ。」
蒼が言った。
「OK!」
ダニエルが答えた。
「白菜、キムチ鍋の素、牛肉、豚肉・・・うっわ、黒毛和牛?やばぁ。糸こんにゃくもある。あの人らただお鍋するだけじゃね?」
小座間が愚痴る。
「まあいいか。」
「!生徒が・・・」
悠真は焦る。そして、キーボードを操作する。
「もしもし、カイか?」
「ユーマパイセン!どうしたんですか?」
「生徒が全員倒れていた。」
五人に激震が走った。
「十中八九銀の仕業だ。急げ!」
「ラジャー!」
五人は速度を上げた。
「そろそろじゃな。」
倒れこむ生徒の中心で一人、立ち上がった。
「下っ端も大変なんじゃよ。」




