四話 計画
「なんで、朱原達の課外学習について行かないんだ?」
神楽悠真が御野黒暁に問う。
「だってさ、めんどくさいじゃん。」
「本音は?」
「あれを倒せる程度には成長してもらわないと。」
「・・・あれね。」
悠真は考える。
「あの化け物を?」
「YES。」
「お前の場合は勝てるのか?」
「んまあ、八割はいくかな。カウンター系の能力だったら話は別だけど。」
「カウンターね・・・」
「悠真はどう思う?」
「銀について?」
「そうだ。」
「そうだね。かなり強い。」
「やっぱりか。」
暁はため息をつく。
「お前のハッキングが頼りなんだぞ。」
「はいはい。」
悠真は苦笑いした。
「南鳥中学校?」
カイがスットンキョウな声を上げる。
「中学生かよこいつ。」
「少年法何てなくしちゃえばいいのに。」
と蒼。
「それは国会で言ってくれ。」
遥がため息をつく。
「まあ、それは無理でしょう。」
玲があっさり否定した。
「ワンちゃんある。」
「ないですね。」
「で、どうするの?」
蒼が聞いた。
「とつる。」
「とつる。」
「入る。」
「窓からですね。」
「無鉄砲だね~まあいいや。いつ?」
「今。」
「今。」
「明日。」
「明後日。」
「・・・多数決でね。」
カイとダニエルは今で手を上げ、玲と遥と蒼は明後日、明日、明々後日であった。と、いうわけで今。
「どーすんの?」
とダニエル。
「知らん。」
とカイ。
「無責任だな。」
遥が言う。
「分かったよ。」
「まず最初にカイが窓ガラスを割る。で、そのまま突っ込む。その後僕とダニエルが同時に入る。教室の後方の窓から入るから玲は僕と二人が銀のところへ行ったら来て。遥はピンチの時の切り札。銀の顔は知ってるから席は教室後方の窓の端っこ。お決まりの席だね。」
「分かった。ここからどんくらいだ?」
「五十キロ。」
「「「「え?」」」」




