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エッセイ的な

武藤敬司選手引退

作者: イトー

 私は週刊プロレスは買っていますが、プロレスファンやマニアと語り合えるほどの深い知識は持っていませんので、あくまでごく短い感想みたいなものです。ご了承ください。


 さる2月21日、武藤敬司選手が引退しました。

 平成のプロレス界を牽引したといっても過言ではない選手です。


 誰? という人もおられるでしょう。

 最近はテレビ出演などで露出も増えましたが、分かりやすくいうと、ものまね芸人神無月がスキンヘッドでひげ、黒いタイツ姿で、

「いぃや~!」

 と手を広げるポーズを決める、あの元の人です。



 新日本プロレスという団体で同期の蝶野選手、橋本選手の3人で闘魂三銃士と呼ばれていました。


 蝶野選手は初めは白いタイツで正統派レスラーでしたが、遠征後に黒のカリスマとなり、悪役(ヒール)ユニットを立ち上げ、一時代を築くほどの大人気に。

 ガキ使の笑ってはいけないで、邦正をぶん殴る、グラサンのあの人です。


 橋本選手は自分の団体を立ち上げましたが急逝、今は息子さんの橋本大地選手が活躍されています。



 初めて武藤選手を見たのは、土曜日の夕方にテレビ朝日でやっていた、ワールドプロレスリングという番組です。

 今は深夜にやっています。


 当時は肩くらいまで髪があり、オレンジのショートタイツ(パンツといわれるようなあれ)姿でした。


 スキンヘッドでいかつい黒タイツ、という印象が強いですが、実は整った顔立ちのイケメンで、大変人気がありました。

 画像検索すれば、すぐ見つかると思います。


 リングの四方にあるコーナーポストからバク宙して相手にのし掛かるムーンサルトプレス、コーナーを背にした相手に華麗に飛びかかって肘を突き刺すスペースローリングエルボーなど、技1つ1つに華がありました。


 子供の頃にエルボーの真似をして、家のふすまに突っ込んだり、側転した勢いで転んで怪我をしたのも今はいい思い出です。


 それからグレートムタの代理人になったり、別団体に移籍したり、自分の団体を旗揚げしたり、人工膝の手術をしたりと色々ありました。

 詳細に全部書いていると、それこそ本1冊くらいになってしまうので、ざっくりと。


 ベルト6冠を取り、もともと付き人をしていた棚橋選手や制御不能の内藤選手など、そのスタイルに影響を受けたレスラーはたくさんいます。


 表に出していないだけで、それこそ国内外に、リスペクトを持ったり、その姿勢を目標や手本にしている選手もきっと多くいることでしょう。


 それだけ影響力を持ったレスラーでした。

 プロレスを盛り上げた長年の選手生活、引退お疲れ様でした。


 と言いつつも。ひっそりと隠居するようなつもりはないようで、翌日からパワーみなぎるウエイトトレーニング動画をアップしています。


 定番の引退の10カウントは鳴らさなかった。

 あくまで現役を引退しただけで、まだまだプロレス界で裏に表に、生きてくれるでしょう。

 これからも活躍を期待しております。

 

 好きな入場曲はHOLD OUTです

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