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死
（紙本臨夢さんから頂いた単語で）
誰かが言った君死にたまふこと勿れ
冷酷な世界に響いたものは言葉だけ
結局のところ笛を吹く者に踊らされ
連勝の大本営発表を信じる大人だね
根っこにある価値観は全員右に倣え
選ぶ自由よりも上からの指示に任せ
責任逃れで追従の果てに連れ出され
歴史に刻まれるから死んでくれ給え
英霊となって我らが祖国に骨を捧げ
現在の敵を火の玉となりこれを叩け
血気盛んなる軍神はいざ爆弾を抱え
永久久遠の皇国に散った沢山の名前
偉い人たちは口を揃えて従っただけ
けしかけて拒む者がいなかったまで
