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銀河
(壱宮 和さんから頂いた単語で)
戦争に専守防衛は不利だと気付く
狂った宰相が唱え始める防衛技術
強がっていれば相手側の方で怯む
無視して顧みない敵を作るリスク
腐った歴史観の蔓延が悲しいよな
何を学んだんだいギャラリーもさ
サラリーが増加すれば正しいとか
核兵器の実用化はまだ怪しいとか
勝ち馬に乗っかることだけが進化
紙の上の空論に熱狂している信者
闇雲に突き進むバスに飛び乗る皆
なんだかシリアの煙みたいな銀河
学校で習う国家が国民を守る義務
むしろ国民が国家の為に戦う危惧
愚昧だと笑えばいいけど歴史の傷
随分と都合のいい話なんだと知る




