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窮屈
(壱宮 和さんから頂いた単語で)
短い間隔で歴史は周り周り
隆盛を極めるダサい流行り
立派に着飾った案山子探し
少年は寒空の下で赤い裸足
商人の部屋は今日も暖かい
一度でも掴んだら離さない
一向に貧乏人など構わない
いくら待っても変わらない
イカサマを決める鮮やかに
人情は心の底の方から乾き
気付いた時にはカラカラに
睨むような眼つきで粗捜し
死神が発射する疚しい花火
貧乏神を映し出す正しい鏡
みんなが知ってる悲しい話
知らんぷりする事に魂騒ぎ
疑問を投げかける者を裁き
窮屈になった時代のままに




