しりとり詩 天理の場合

異質

（壱宮さんから頂いた単語で）

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ディスコード　ディスコード

ドアを次々開放する自主行動

疎まれることには慣れていて

適切な判断とやら欠けていて

敵視する者たちのその矛先に

認定されないようすぐお隣に

似たような言葉で非難しては

迫害される身から避難してた

大切なのは誰だって我が身さ

逆らえなかっただけです私（わたし）は

恥も外聞もない言い訳をして

適当にその場をやり過ごして

手が汚れていないなんて錯覚

苦しめていたのは社会的抹殺

つまらないな　つまらないな

何だか全部が全部下らないな

情けを受けるのは慣れていて

敵を作らぬことに長けていて

敵視する者たちのその内側で

溺死するほど浸かっていたわ

湧き起こるこの創作意欲の中

勝ち誇るのは自画自賛の果て

徹底して押韻のパズルをはめ

メッセージで変えるこの世界

異質なものを必要以上に厭い

意味不明な均質主義の新時代

インドアですぐ他人の粗捜（あらさが）し

芯のない自分はまた棚上げし

死んじゃえば　死んじゃえば

罵声をも浴びせるみんなでは

箱庭で生きるのは慣れていて

適度に主犯からは離れていて