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小説舞台いろいろ

婚約破棄もの小説を書く場合の舞台候補について考えてみる。


◎現代

お家絡みの婚約というのがまず想像しにくい。

ハイソな暮らししてる人が婚約パーティーしてるのかも、どんな人が呼ばれてどんな事やってるのかも情報が少ない。

無理に婚約破棄ものの舞台に選ぶ必要性は薄そう。


学園モノは転生、乙女ゲームなんかの舞台向き。

違和感なく婚約者として悪役令嬢を出すならファンタジー要素やオリジナル設定で補足が必要か。


◎なんちゃって中世

権力勾配が当たり前にある時代という認識。

それだけなら中世じゃなくても良さそうだけれど、なろうで婚約破棄ものといえば中世=ドレスとお茶と舞踏会。

お家同士の婚約の説明がしやすい。王家があったり公爵伯爵男爵よりどりみどり。

ドレスとパニエとコルセット。そして侍女。

なんとなく1回は書いてみたくなるよねシンデレラストーリー。


あと婚約破棄する浮気野郎をアホに仕立て上げやすい。

このあたりが現代モノだと難産だけど、なんちゃって中世ならこう、「家業や世情をよく把握してない僕ちゃん」だったり「井の中の蛙なオレ様」を登場させても許されそうな気がする。


近代以前ということで、転生者の知識無双エピソードを入れることもできる。

書いてる人が書いてる時に必死に調べあげた知識だろうと、転生主人公はなぜか頭の隅にきちんと覚えているふいんき(なぜか変換できない)が大事。多分。

物語回避系の転生主人公の多くに求められるスキル。


ダンスとお茶会とマナーという、自分が断罪される要素も相手を追い詰められる要素も盛り込みやすい。


後、縦ロールとドリルはロマン。

異論は認める。


◎なんちゃってアジアン

十二単の悪役姫さまの話は読んだことないけれど、幕末、明治や大正頃の洋装和装入り乱れてる日本がイメージなのかな?という話は読んだことあり。


日本も華族だのなんだのと権力差が大きい時代が長いので舞台としては適してそうだが、男尊女卑がすさまじいので女性主人公は書きにくいか。ざまあどころか自分が斬り捨てられそうである。


どこか1つの国の要素のみで、婚約破棄と悪役令嬢要素を世界観にまぜこむのは難しそう。服装は○○風、建物は××風と都合よく混ぜこぜしてなんちゃってアジアンファンタジーです、とした方が書ける気がする。


◎タイトルにシークってつくとハーレクインのイメージ


舞台としてはアラブ?砂漠?富と権力持ってる王様がシークという感じ。

シークは絶対!という権力持ちのイメージがあるので、親が決めた婚約者同士という定番が成立せず、目をつけられた時点でオマエオレノモノ認定となって婚約とかすっとばされそう。舞台としては不向きか。


主人公は最初からシークのハレムの一員で、そこからハレム脱出を試みる設定ならありか?婚約破棄とは言えないか。

また、他の婚約破棄ものの婚約者は成長途中だったり、勘違い野郎にできるけれど、シークは「既に成功している王子、権力者」という感じなのでざまあも無理そう。

石油王ざまあ展開。見てみたいけど、私の発想力ではどう妄想しても油田を枯らせない。


◎これは異世界、そうファンタジーです

都合のいい設定をつけたしても許されそうな気がする魔法の言葉。

魔法が使える世界は何かと便利。キャラの個性づけに。主人公の自立要素に。断罪回避用の記録魔法がある設定も多い。

亜人、獣人、もふもふ、人外、などの設定も異世界ならしかたないよね、ファンタジーじゃ恋愛対象です。





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