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第5話  可愛さは人を狂わせる

    第5話  可愛さは人を狂わせる


きっかけは友人に勧められた事だった、普段はあまりゲームをしないのだがゲーム好きの友人が是非やってくれと勧めてくるので試しにやってみた結果ドはまりしてしまった。体を壊しがちで何度も入退院を繰り返していた俺にとってVCS20はまさに希望だった、そしてその中で出会ったのがフィーネ・フェザントだ彼女の生き様に心打たれ推していくことを決意した、今思えばあれが初恋だったのだろう。





 今日はいよいよフィーネとの顔合わせだ、正直言うととても緊張している我が家の屋敷はとても広いが巨人族に合わせて作られたサイズではなく彼らが入るには小さすぎるため庭での顔合わせとなる。一応物体を縮小させる魔法もあるにはあるらしいが生き物には使えないとのこと、そんな彼らの移動方法だが飛行艇と呼ばれる空飛ぶ船で移動している。巨人族は基本的には温厚だが戦闘スキルが高く巨体ならではの耐久力更にはその体に見合った魔力量よほどのことが無ければ彼らが負けることはないだろう。


そんな事を考えていると空に船が見えてきた、いよいよかそんな事を考えつつ俺は彼らを迎えに向かった。


巨大な船がゆっくりと庭に降下してくるグレイ家の庭はかなり広いがその四分の一ほどの大きさを飛行艇は誇っていた。


船のドアが開き中から人が降りてくる、デカいそれ以外のコメントができないほどカルラ・フェザント侯爵は大きかった6、7mはあるであろう巨体がずんずんと歩くさまはなんともいい難い思いがあった。その後に続いて降りてきたフィーネ・フェザントも大きかった、身長も父親ほどではないにしろ3mはあるだろうだかそれ以上に綺麗だった画面で見る以上に彼女の美貌は凄まじかった。


年相応の幼さと可愛さを残しつつも完成された顔面を彼女はしていた。



「よく来られたカルラ殿、フィーネ嬢簡易的な建物を用意してあるそちらに案内しよう」


そうして父上と俺は一時的に用意した巨人族用の建物に向かった。






「では改めて挨拶を私がゼガルド・グレイだこちらが息子の」


「リュゼル・グレイです」


「私がカルラ・フェザントだ、リュゼル殿これから長い付き合いになるだろうからなよろしく頼むぞ」


「わっ、私がフィーネ・フェザントです宜しくお願いします」


彼女は緊張しながらも挨拶をしてくるそして手を差し出してきた、それに答えるため風の疑似魔法で浮遊し手を握りに行き握手を交わす。


「ほう?風属性魔法、いや闇属性魔法か?中々のものだな。魔力の質を変えているのか相当緻密な魔力操作が必要だろうに大したもんだ」


「私は領民を守るための力をつけているだけですよ、まだまだ未熟ですがね」


「そう謙遜するな魔力量はともかくそのレベルの魔力操作の精密性を持つ者など巨人族の中にもおらんぞ」


フェザント家当主様にここまで言われるとはな努力の甲斐があったかね。


フェザント家は初代国王の従者であった者が建国時に臣下として爵位を与えられたことから始まった家である。またこの世界の巨人族が人族に対して友好的であるのも相まってどの国にも一定数の巨人族が暮らしている。


ひと通り挨拶を終えた俺達は庭を周りながらいろいろな話をした。


「その年で結界魔法と魂装顕現を使えるなんて凄いんですね、私なんかが婚約者になってしまっていいんでしょうか」


「貴方を一目見た時確信したんです、貴方が運命の人であると」


「運命の人?」


病気がちで何度も手術を繰り返す、そんな日々を送っていた俺にとってフィーネは一筋の光生きる希望だっただからこそあの結末に涙したのだ。


「ええ、一目惚れでしたよ。では改めて言わせて下さい、私と結婚してください」


そう言って花を差し出す、うん言ってしまったフィーネの可愛さにやられほぼ勢いで告白してしまったまあ後悔はしていないが。


「宜しくお願いします」

その声を聞き顔を上げると嬉しそうにするフィーネの笑顔がそこにはあった。







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