第2話 「最強の冒険者誕生」
「それではギルドにご案内いたしますね」
ギルドってギルドマスターがいるんだよなー
いったいどんな人なんだろう?
奥から声が聞こえてきた。
「我が邪気眼よ今こそ能力を発揮したまえ!」
なんだあいつ!?超中二病じゃねえかよ。
「マスターまた訳のわからないことを言ってー」
「お〜エリエルよー 元気にしておったかあー」
「マスター!?」
「はいこちらがガラニア王国ギルド【カンラックギルド】のギルドマスター
ヨッシー・ハルルンです」
まじかよ。
こいつがここのギルマス!?俺とほぼ同じ年齢じゃねえかよ。
「ハルルンさんこの子は光希さんと言ってここのギルドに所属したいそうなのですが」
「お〜そうかそうか貴様我がギルドには入りたいと申すかよかろうついてくるがよい。
ミリアー ミリアはどこだー!」
「お呼びでしょうかマスター」
こいつは...
「お〜そこにいたのか。
こいつをギルドに入れてやってくれ。我は上で待っとる」
「かしこまりました。えーとこちらの紙にあなたの血を一滴垂らしてください」
血!?こいつ今血って言ったか?
「ギルドに入るにはまず、あなたの魔力属性と魔力ポイント(MP)が必要なんです」
「わ、わかりました」
光希は血を一滴垂らした
すると...
(ブオン)
契約書の紙がいきなり爆発した。
「きゃっ」
「エリエル!大丈夫か!」
「はい私は大丈夫です。それより...」
ミリアは驚いていた。
「こんなのはじめて。マスター ギルドマスター」
「何い!?そんな馬鹿な...」
二人とも様子が少し変だ。
「こうなったらもうあの人に聞くしかないな」
「あの人?」
光希とエリエルはヨッシーハルルンを見つめた
「リズ・ブランデッドだ」
二人はヨッシーさんに言われたとうりにリズブランデッドさんの家を訪ねた。
(コンコン)
「はーい」
「えーと、ヨッシーさんにいわれてきました」
「ヨッシーからあ?」
「えーとギルドの契約書が爆発して魔族属性がわからないって」
リズさんは呆れた顔で
「はあ?」
*
「なるほど話はわかった。それじゃあまずこの石に手を触れてみろ」
俺は石に手を触れた
「リズさんなんか文字が浮かんできましたよ」
リズは石を見て驚いた。
「なんだこの桁違いの魔力は!」
「どうかしたんですか?」
(エリエル)
「どうだと思う? これ?
魔力属性は全属性対応 魔力ポイント99999」
「俺、じゃなくて、私の魔力わかりました?」
「光希さんって何者なの?」
ただの高校生だけど...
「これはこの世を滅ぼすくらいの力はあるぞ」
「そうなんですか?」
「でも、魔法習得速度が、ー99999なのがちょっとお〜」
「ぷっ」
エリエルが笑った
同時にリズさんも笑った
「ちょっと笑ってないで真剣に考えてくださいよ!」
それにしても魔法習得速度ー99999ってなんだよ!
「おい確かお前光希って言ったよな。お前初期魔法の一番弱い魔法でもせいぜい1年はかかるぞ。
通常初期魔法は冒険者になったら即使える超初心者魔法だぞ」
「えーーーーーーーーーーーーーーーー」
俺の人生は終わった...
「あのお〜 なんとかならないんですか?」
「手はあるぞ魔物を倒す事だ。
とうぜん強い魔物を倒せば、魔力習得速度、魔力、体力、攻撃力の上がる量も多いし、逆に弱い魔物を倒しても、あまり攻撃力は上がらない。」
「なるほどお。ちなみにどのくらい上がりますか?」
「そうだなあ、スライム一匹で1MP、ミノタウロスで10MPってとこだろう」
はあ...ふざんけんなよ!さっきまで最強チートとか言ってたくせに、魔力習得速度ー99999って...
「まあせいぜい頑張るんだな」
「光希さんとりあえずギルドでステータス作りましょう」
「えりえるちゃん...」
*
なんだかんだで俺はステータスを手に入れ駆け出し冒険者になり、ここから俺の冒険の一歩が始まるのであった