歩兵携行火器及び歩兵連隊以下に属する軽火砲
軍刀
どう見たってただの刀剣。用途はどちらかと言えば指揮棒としての用途が大きい。材料は車の板ばねに近い性質を持つ軍用刀剣鋼
拳銃
紙薬包なリボルバー。使用されることはほぼない。
自動拳銃
主人公の趣味炸裂による、どう見たって九四式拳銃な銃。主力拳銃となる。でも野戦じゃあ拳銃て使い道がないのだね。
壱番型小銃
どう見たって幕末のシャスポー銃。違いは銃身に反射防止及び防錆の為の黒染めが行われていること。銃剣はヤダカン式のやったらに長いやつで刃渡りが2尺ほど
弐番型小銃及び同騎兵銃
前形式の欠点である、紙製薬莢が曲がるため速射ができないことや、雷管が撃針に残ったままになり装填中に暴発すること、紙薬莢の残滓が薬室内に残置し装填が困難になること、などに対処するため金属製薬莢を用いたもの。
参番型歩兵銃及び同騎兵銃
前形式に不足していた突撃破砕射撃に対する急速射への配慮の為、銃床内部に固定弾倉を設けたもの。装弾数5発。銃剣が改定されて刃渡り1尺3寸。
参番型歩兵銃改狙撃銃
2.5倍の狙撃眼鏡がついたモノ。九七狙がイメージ的に近い。
多銃身速射銃
ガトリング砲。壱番型小銃と共通の弾薬包を使う。重いしゴッツい砲架が理由ですぐに廃れる
壱番型機関銃
ガスピストン式の機関銃。無く子も黙る保弾板形式。ベルト給弾でないのがミソ。理由はネタバレになる為に書かない。弐番型小銃の弾薬を使う。火力不足から退役。
弐番型重機関銃
同じくガスピストン式の保弾板形式重機関銃。大口径化することによって火力を増強したもの。弾薬定数が九六六〇発。うち二千四百発のみが保弾板ごと支給、ほかはバラ弾での支給。重機関銃となったのは軽機関銃という分類の兵器ができた為。
甲種軽機関銃
銃の左側にあるホッパーから弾を入れてゆく、小銃用の装弾子に着いた弾さえあればどこでも使える軽機銃。砂によわく、また命中精度の低さから置き換えが進む。でも多分終盤までは出す予定の銃。
乙種軽機関銃
前形式の欠点を補うため、弾倉形式としたもの。上から挿す弾倉が特異。下からでないのは伏射運用の為。側面でないのは銃軸線に対する重心の移動を嫌ったため。この軽機銃には銃剣がつく。理由はネタバレの為にここには記載しない。
機関短銃
自動拳銃の弾をばらまく小火器。普及はしないが理由は弾薬供給上の都合。
擲弾筒
手榴弾を1町30間先まで投射する軽火器。威力不足で廃れた。
重擲弾筒
前形式同様に手榴弾を投射できる軽火器。ただし専用榴弾を有し、射程を延伸し専用榴弾の威力は手榴弾の倍としたもの。
甲種小銃擲弾器
小銃の銃口に取り付けて手榴弾乙を投射する兵器。旧軍の一〇〇式。
乙種小銃擲弾
ゴーレムやグローセスコーピオン対策の兵器。成形炸薬を用いる。
手榴弾
擲弾筒でも撃てる小さな榴弾。曳火時間が長く投げ返されるという苦悩がある。
手榴弾乙
曳火時間を短縮し、さらに炸薬の改定によってより小型でも同威力が出たために、小型化されたもの。
投擲しやすくなった。
壱型曲射歩兵砲
2寸7分径の迫撃砲。大隊に1門2門。使い道が多いが、弾薬供給力の低さから弾がなくなりがち。
軽歩兵砲
直射も曲射も可能とする軽火砲。口径2寸3分。大隊に2門3門つく。クランクの様な車軸をしており、低姿勢で平射、高姿勢で曲射を行う。Bataillonsgeschütz。
1寸5分速射砲
ゴーレムやグローセスコーピオン対策の兵器。小口径対戦車砲みたいなものをイメージすればわかるかな?
重歩兵砲
口径2寸5分の山砲。連隊に4門所属する。とにかく歩兵向けに特種教育を施さずに撃てることを目的として設計された。平射オンリーの軽火砲。