葵の期末テスト
そんなこんなでテスト前の1週間を過ごし
ついに葵にその成果を見出す日がきた。
第31話 葵の期末テスト
颯たちの通う私立海明学園高校の期末テストは
5教科のみで、1日かけて行われる。
普通の高校ならば副教科もテストするのだが
この高校だけ副教科に関しては
実技のみで点数を稼がなければならない。
毎回テストのときは
一度生徒会のメンバーは生徒会室に立ち寄らなければならない。
この日葵は颯と一緒に登校した。
朝から生徒会室は大騒ぎだ。
「あ!おはようございま、、、会長!?」
葵が部屋に入ると翔が一番に反応したのだが
「どうしたのですか!その目の下のクマは!?」
未来も雫も慌てて葵の元にきた。
「え!?会長がテスト前にこんなクマをつくるなんて!!いつもテストなんかどーでもいいよ!とか言ってるのに、一体なにがあったんですか!?」
「みーちゃん。私のことなんだと思ってるの?」
さすがに失礼すぎたと未来は
深々と頭を下げ後ろに下がった。
「いや、これはね。さすがに勉強しないとまずいなぁ、と思いながら朝まで漫画読んでたら
いつの間にかクマができてたの。」
その言葉を耳にしたメンバーは
思わず「は??」と口を揃えてしまっていた。
颯はあれだけ勉強しろと言ったのに!!と言いたげな表情で葵を見つめている。
「葵、、ちなみにその漫画って、、、。」
まさかとは思い嫌々ながら葵に聞いてみる。
「ショタしか存在しない世界を求めるのは間違っているだろうか。だよ!!大人気ラノベ作品から一気に漫画化して今では全国にもショタマチファンが増えてるんだから!!」
熱心に説明をしている葵をみて
その場の全員がため息をついていた。
「そういえば会長。2年のテストって
1時間目からですよね?行かなくていいんですか?」
雫の一言でテストという存在を思い出した
葵は颯の手を握り走って教室に行った。
「じゃあ私達行くね!作業頼んだよ〜!!!!」
そんな2人をみて翔は少し不満げな顔をしていた。
次回第32話 昨晩の後悔




