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アホップル

カーテンから溢れる光が眩しい・・・。まぶ・・・眩しすぎないか?

目を開けていれない程の光が・・・ってか光で何にも見えな・・・。


「生きてますか~?生きてないですか~?」


俺の布団にまたがって懐中電灯を目に当たるか当たらないかの至近距離でチカチカする。


「ちょっ!?ななななにやってんの!?!?」

またがっているその人物を見て驚愕する。

「あぁ・・・起きちゃった」

「起きちゃったねぇ」

状況が把握できない、なぜこいつらは俺の部屋にいるんだ。

あれか?幼馴染みが「起に来てあげたのよ!」っていうあれか?

いや、その場合幼馴染は非リア充状態であり決してカップル同士で家に上がり込んだりしないだろう。

「な、なんで家にいるの?」

「迎えに来てあげたんだよ?」

「そうだよ、俺の彼女が起に来てくれたのに文句でもあるの?」

凄い喧騒でこっちを見てるのであろうが、さっきの懐中電灯のせいで目がやられており

周りがぼやけて見える。くそっ・・・なんなんだこの全く美味しくない状況は・・・。

「迎えに来てくれるのはありがたい!だが!昨日そこらで知り合ったばかりのカップルに

しかも懐中電灯で起こされた俺の立場を少しだけ少しでいい考慮してくれよ!!」

「懐中電灯嫌だった?」

「まぁ、俺でも懐中電灯で起こされたら嫌だな」

「嫌なの?」

「うん、嫌だからお仕置きね?」

「お仕置きなの?痛いことするの?」

「痛いことしないよ、優しくするからね」

「優しかったらお仕置きじゃないよ?」


ダメだ・・・噛み合っている様で噛み合っていない。

あれ?ってか学校始まる時間て・・・。

「遅刻だ!」

「まじでかぁ」

「そうだね、じゃぁ俺らは先に行こうか」

「遅刻ヤダもんね」

「じゃぁ、邪魔したな」

風のように現れ消えていく。何のために来たんだよ!!


「早く用意しなくちゃ・・・。」


俺は小川晴おがわはる今年で高校1年生だ。

なんの縁なのか、あのバカップルと同じクラスに入ってしまった。

クラスが同じだけではこうはならないだろう。だが、家が近所ということもあり昨日一緒に帰ったのだ。

嫌いなわけではない、むしろ楽しいし友人ができるのは有難い。

だが、友人一日目にしてこの状況である。

少しの後悔くらい許してくれるよな?

「はぁ・・・」

溜息を一回ついて、家を出た。

周りには学生がちらほらいる。ココは学校からそう遠くはない。

同じ高校に行く奴らも多いだろう。

まだ、なんとか間に合いそうだ。

俺は日頃使わない自転車にまたがって学校を目指した。

ちょっとだけ、アイツ等に会うのが楽しみだったって事はナイショな?

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