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200文字小説集

第二ボタン(200文字小説)

作者: 日下部良介

あっという間の三年間。


後悔したことも多いけど、今日だけは譲れない!


狙いは一つ。

彼の第二ボタン。

学校で一番の人気者…。


校門で待っていると彼がやって来た。

えっ? ウソ!

彼の制服には、もう第二ボタンがない。


そして、卒業式も終わってしまった。

ひとり、屋上のフェンスにもたれて空を見る。


後ろから肩を叩かれ振り向く。

手のひらにボタンを置いた彼。

「第二ボタン。君に貰って欲しくて隠してた」

思わず、私の頬を涙が伝った。


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― 新着の感想 ―
[一言]  拝読しました。最初の展開で次はどうなるのだろうかと興味をそそられました。最後のオチもいいですね。主人公のためにとっておいたとわ。感動しました。楽しめました。面白かったです。  これからも…
[良い点] こんにちは。 青春ですね〜♪ 私が通っていた高校ではブレザーだったので、みんな先輩のネクタイなどを貰っていましたよ(o^o^o) 私は高校も大学も、同級生や先輩よりも誰よりも、先…
[一言]  うわー。 なつかしー。  そうですねぇ、来週辺りはあちこちで卒業式でしょうねぇ。  第二ボタンかぁ、あのころは真剣だったなぁ。 ん十年前ですねぇ。  同級生で結婚してるって知られてるはず…
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