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悪魔の俺が何故お前らのお守りをしなければいけない!と言うお話し  作者: 掃溜めに駄犬


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第4話 俺様は愛好家?



 俺は悪魔族アギト、戦闘力ゼロ・甲斐性ゼロ・金なし家なし女なし

 クソが付くほどの女好きである!


 なぜ王族すみっコなのに金すら無いかと言うと、王族だからといって贅沢するほどお給金は貰えないのさ……

 長きにわたる大戦でZIGOKUも疲弊し思った様に税収は増えない、小遣い程度とは言え少しでも頂けるだけマシってもんだ


 その上さらに悪魔族は実力主義で個人主義! 自分の食扶持は自分で探せが基本ルールなんだとさ!

 

 

 そんな俺様が人族の世界へ来て一週間が過ぎようとしていた

 先日のバルログ騒ぎの後遺症としては背中の火傷が治りきってない、地獄の業火が尋常じゃない威力なのと、やはりこの貧弱な身体が原因だろう


 俺様が倒れたあとバルログの野郎は『アッキー』に瞬殺されたらしい、あの女装ジジイ最強かよ!(実は女装に目覚めた元勇者だったらしい)

 バルログは今日も寮の玄関横で正座させられている……

 アッキーも留守で居ないのに正座って、、アイツもバカ正直なやつだ……



ーーーーー

 


 眩しいくらいの陽射しに時折吹く爽やかな風、こんなに素晴らしい大地があるのなら力尽くでも奪いたくなるのは悪魔の性分か……


 俺様は今、寮の敷地内を横断する小川で洗濯している……

 

 寮では炊事・洗濯・掃除は寮生が当番制でする事となっていた


 人族てのは面倒くさい事をするもんだ……


 今日の洗濯当番は『魔族・メーレーレ』だったのだが朝から行方不明……

 アッキーの鶴の一声で俺にお鉢が回ってきたのだ……トホホ……

 

「なーんで悪魔の王族である俺様がアイツらの洗濯まで!!」

 と、叫びたいのは山々なのだが! 『アッキー』アイツはヤバイ……

 ヤバイなんてもんじゃない、竜化したあのバルログをワンパンで瞬殺する猛者だ! 

 俺様の身体じゃ……考えただけで恐ろしいじゃないか!

 てな訳で大人しく洗濯しているのだが……



『なん……だと! ……ムフ♡』

 おいおいマジかよ♡ イチゴにボーダー・熊さんや純白にリボン……

「おーー! 黒のレースときたもんだ♡」

 これは役得と言うことですかな! 各種族の王族だからと御高くとまった御上品な御嬢様達の……ム・フ・フ♡


 少し子供っぽいのが多いのは残念なのだが……『ななっ! ひ、ひ、紐!!』

 完璧に紐だけじゃん! 花園を隠すアイテムなのに隠せないじゃん!!

 おいおい誰がこんなの履くんだよ!? 

 魔女っ子?いやいやあのロリにこれは無い! 

 だとしたら天使のセイナか!! 

 オーレリア……はボーダーっぽいよなぁ脳筋体育会系だし……


 俺様はムフフなアイテム達を並べて想像とアソコを膨らませる、、、

 こんな事なら毎回俺様が当番代わっってやるぜ!



「アンタ、、、ちょっと良いかな?」

 ドキーーーッ!!

 背後から声を掛けられた……オーレリアか!?

 俺様に気配を気取られずに背後に詰め寄るとは! 


 しかし今はそれどころではない! こんなムフフなアイテムを愛でている事がコイツにバレたら大変な事になるぜ!


「この前の……あれ……」

「ん?……もしかしてバルログの件か?」

「……御礼言うの遅くなった、ありがとね……」

 オーレリアは俺の背中に向かって頭を下げる……

 なんだよそんな事かよ! もう良いから失せろ今はヤバイんだよ!


「あの時アンタが居てくれなければ、私は死んでいたかもしれない……」

「……俺様は当然の事をしたまで、気にするな」

 いかん! ついクセで男前モードを発動してしまった!!


「アンタ悪魔族なのに私を……」

 ダメだ話が長引くと危険が危ない!!


「私、御礼以外にもアンタに言いたいことがあるんだよ!」

「あーー! そっちはダメっっっ」

 オーレリアは咄嗟に俺様の正面へ回り込んだ!


 当然そこには俺様が並べたムフフなアイテム達がお行儀よく整列している訳で……



「……アンタ……何やってん……のよ!?」

「……いやぁ……」

 俺様とオーレリアの間には未だお洗濯する前のムフフなアイテム達が爽やかな風に揺れている……


「やっぱり、、悪魔ってヤツは、、」

 オーレリアは拳を握りワナワナと震えている!


「オーレリアさん! 僕は洗濯当番としてですね……」

「問答無用! そこへなおれ、この変態!」

 イヤーーー! 何でコイツが絡むとこうなるわけーーー!!


「しねー!『ズドンッ!』」

「変態ー!『ドカンッ!』」

「だから聖剣はマジ辞めろってーー!」

 間一髪避けながら逃げる俺様をオーレリアが猛追する!!


 逃げる俺様は身を隠すために寮の中へと駆け込んだ!


『ドンッ!』

「きゃあ!」

 廊下の角で出会い頭に誰かとぶつかった!


「いたーーぃなの!」

「いててててて……」

 ぶつかり倒れた相手と目が合う


「メーレーレ!? 何故ここに!?」

「洗濯しようと思って、、それよりアギト、廊下は走らないでよね危ないじゃない・なの!」

「す、、、すまねぇ」

 俺様は倒れ込んだメーレーレに手を差し出した


「……あ、、アンタ、、、何持ってんの、、なの!?」

「……へっ?」

 メーレーレが真っ赤に赤面してワナワナしている……


 ひもーーーっ!! 紐パンが我の手中に!!


「なんでアンタが私のパ! 下着持ってんのよっなのっ!!」

「お前のやったんかーーーいっ!!」

 咄嗟のことで、俺様は紐パン握りしめたまま逃走していたーーー!


「変態悪魔! 焼け死になさい、ファイヤーボール・なの!」

 家の中で魔法使うなーーー! 逃げる俺様にメーレーレは火球を構える!


「あっ、見つけた! 待ちなさいアギト!」

 前門のオーレリアに後門のメーレーレ! 絶体絶命、俺様ピーーンチ!


 俺様! 寝てるか追い掛け回されてるばかりなのですけどーーー!



ーーーーー



 眩しいくらいの陽射しに時折吹く爽やかな風、こんなに素晴らしい大地があるのなら力尽くでも奪いたくなるのは悪魔の性分か……


 

 俺様は今……寮の敷地内にある大きな樹に吊るされている……


「今度おなじ事したら絶対殺す!」

 オーレリアが立ち去った……


「アギト! ひも、、、下着のこと皆には内緒だからね! なの!」

 メーレーレも立ち去った……

 

 俺様は今……大きな樹に吊るされている……

『魔女っ子はカボチャパンツだろぉがよぉぉぉ……』



 俺は悪魔族アギト、戦闘力ゼロ・甲斐性ゼロ・金なし家なし女なし

 クソの付くほどのパンティー愛好家である……

 

 


 








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