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悪魔の俺が何故お前らのお守りをしなければいけない!と言うお話し  作者: 掃溜めに駄犬


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13/17

第13話 冤罪ですよ!



「お待ちなさい!!」

 背後からする叫び声に思わず振り向く俺様!

 其処にはセイナら白組のRACEとメーレーレが居た!!


「き、、貴様らなぜ!?」

 赤組の異様な様子が魔法等によるものだと気づいた天使族・セイナは

、赤組である俺様やフウガ達を監視していたらしい


 そこで俺様とフウガが揉めていることを確認すると、突如出現した帳の中へと密かに侵入していたのだという!(バルログとカミラは眠っていたので置いてきたらしいが……)


『よし! これで形勢逆転だぜ!』

 ご都合主義だろうと何だって構わねぇ! これだけの面子がいればフウガだろうと負ける気がしねぇ!


 

「ランチタイム以降の赤組の尋常ではない追い上げ! どうみても魔術や妖術の類とみました、貴方たちの仕業だったのですね! 覚悟なさいフウガ! アギト!」


 ちょっと待てーーー! 何で俺様も加害者側に数えられているのだ!?


「悪魔であり変質者でもあるアギトはともかく、フウガ何故アナタまで!?」


 えーーーっ! 俺様が主犯格ですかーーーっ!?


「待ってくれ、私はアギトにそそのかされて術を使わされただけなのだ!」

「……やはりそうなのですね、合点がいきました! 覚悟なさい悪魔!!」

 フウガのヤツ何てことを言いやがる!?

 そして何故手放しに信じる!!!


 俺様はフウガの悪巧みを突き止めようとしただけなのに、これじゃあ俺様ひとりが悪者じゃねぇか!?

 セイナ達は俺様に向きなおり矛先を向けてきた……



「やはり悪魔は信用ならない! アナタを始末します!! オーレリア、ニンファ、お願いします!」

「待て待て俺じゃねぇ! それにRACEは不殺じゃなかったのかよ!!」

 指示を受けたオーレリアとニンファが俺様に攻撃を開始した!


「フラッシュフラッドだぴょん!」

「アギトとうとう本性を現したわね! 烈火剣!!」

 妖精族・ニンファが精霊の力を借りて遠距離から魔術で俺様を狙い、オーレリアが剣技で突進してくる!


 俺様は飛来する水鉄砲フラッシュフラッドを躱しつつ、オーレリアの剣技を闇盾で何とか受け流す


「おい辞めろ! 俺の話を聞けって!!」

 オーレリア達は俺様が何度言っても聞く耳を持たない!

 見習いとは言えオーレリアの剣技は速く鋭く! 

 ニンファに至っては素早く場所を移動しながらの遠距離攻撃で、目で追えないコチラは突然現れる狙撃魔法に対処しきれない!!


『良いぞ、、そのまま私の罪も被って死んでしまうがいい! もし殺りきれなかった場合の保険もある……』

 フウガは遠巻きからアギト達の攻防をほくそ笑みながら観察していた



「悪魔めチョコマカと、まるでハエですね! これでも喰らいなさい!『パラライズ!』」

 セイナはパラライズ(麻痺)の呪文を唱えた!


 天使族・セイナ(女)

 三大天使・ラファエルの近親者として代表者(RACE)に選ばれる

 ラファエルの近親者らしくアタッカー系の力は乏しい反面、回復系と補助系の魔法を得意とする

 天使族だけあって相反する悪魔族には憎悪と拒否感を酷く持つ



「のわぁぁぁぁ! しび、れ、、る、、、」

 麻痺系の魔法か!? 体が痺れて動けねぇ!!


「今よ! オーレリア!!」

「了解したわ! アギトその身体、蒼青(あお)の身体を返してもらうわよ!!」

「蒼青ってなんだよ、、、!?」

 聖剣でトドメを刺されたら『ZIGOKU』送りどころか『無』になって消えちまうーーーー!!


「チェストォォォォ!!」

『ガキィィィィン!』

「待たせたわね、だ・ん・な・様!」

 何だかデジャヴ! 以前にもあった、俺様のピンチを救ってくれたこの御方は!?


「カミラ!!」

「脳筋ゴリラ女! 旦那様に粗相は許しませんよ!!」

「貧乳モスキート(蚊)が! 悪魔の肩を持つのか!」

 俺様の頭部を狙ったオーレリアの斬撃を、カミラは剣のように伸ばした手爪で間一髪受け止めていた!


 オーレリアの剣とカミラの手爪はギリギリと音をたてながら火花を散らす!


「オーレリア避けて!」

 俺様達と対面するオーレリアの背後からニンファが放った氷の礫が迫ってきていた!


「カミラ俺の後ろにっ!」

 俺様なんとか腕を持ち上げて、カミラの前でヴォイド展開! 氷の礫を全て吸い込んだ!


「カミラさん! 悪魔を庇うというのならアナタにも容赦は致しませんわよ!」

 セイナが冷たく言う……


「お前達は何を言っている!? 赤組の一般生徒だけでなく、私をも操っていたのはフウガではないか!」

 一般生徒とは違いカミラは操られていたことを覚えているようだ! 

 これならば何とか話し合いに持っていけるんじゃないか!?



「お前ら辞めろ話を聴け!!」

 その声もむなしく、オーレリアとニンファはカミラに襲いかかる!

 俺様はというとセイナのパラライズ(麻痺)が未だ解けず身動きが取れないでいた……


『今ならアギトを殺れる……』

【何を言っている狐、今なら全員を一網打尽ではないか!】

 フウガの思念の中に何者かの意識が介入する


「あ、、あぁそうだな、一網打尽だ……」

 フウガはその何者かに操られるかのように、地表で戦っているRACEの面々を見渡し右の手を大きく振り上げた!


「(妖術)竜巻!」

 数多の妖術を使いこなす四尾の狐・フウガ

 しかし彼の最も得意とするのは風を操る妖術だった

 

「な、、なんだ! 体が巻き上げられる!!」

「私達まで! フウガ何をしているの!?」

 竜巻と言っても小さなものではない! 直径にして数十メートル!

 その竜巻はRACEの皆を巻き込み上空へとすくい上げようとした!


「アンタ! 離しなさいよ!!」

「掴まってるんじゃねぇ! 引っ掛かってんだよ!!」

 オーレリアは巻き上げようとする竜巻に抗って、剣を地面に突き刺し抵抗していた

 パラライズで痺れていた俺様はと言うとオーレリアの履く鎧ブーツの羽根飾りに運良く襟が引っ掛かっていたのだ! 


「小賢しい奴め! ならばこうだ!」

 フウガが《《パチンッ》》と指を鳴らすと奴の背後からメーレーレが現れる!

 メーレーレがオーブの装飾された杖をかざすと頭上に五つの魔法陣が現れた!


「第五階梯魔法、エクスプロージョン!」

 下から順に現れた五段の魔法陣が下から順に消え去ると、その上空に七色の光を纏った大きな球体が現れ次第に縮んで……いや、圧縮されていく!


「バカな貴様でも解るだろう! その竜巻の中で爆裂魔法が炸裂するとどうなるのか! その威力を竜族バルログの時のように吸い込めるかな!?」

 狂ってやがる! 竜巻単体でも人族の様な軟弱な身体で巻上げられれば、鋭い回転で斬り刻まれるどころか肉片にされる威力だろう

 そこに爆裂魔法がプラスされれば、俺様やオーレリアだけではなく、RACEの皆もただでは済まない!!

 

 そして今の状態でヴォイドをフル展開したところで竜巻とエクスプロージョンの速さと威力の複合魔法を封じ込めることなど不可能だ……

  


「メーレーレ辞めろ!」

「メーレーレ辞めて!」

 俺様だけではなくセイナやオーレリアもメーレーレに思い留まるように叫ぶが、その声はメーレーレに届いていない……

 俺様の《《デビルアイ》》が物語っていた!

 メーレーレには悪意どころか感情が一切無い、操られているのだろうと……


 

 勝利を目前にほくそ笑むフウガ!

 エクスプロージョンは発動間近だ!

 RACEの面々は竜巻に抵抗するだけで身動きが取れない!


 どうする俺様! 大ピーーンチ!!


 



 

  

 





 

 



 



 

 





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