霊能アブダクション
魔法なんてなくていい?
秘密子は今日もベッドでゴロンとしています。
私、あんまり目立つのとか好きじゃないから。
アイドルとかには全然興味なかったんだけど。
小さな世界でひっそり活動するぶんには別に
なにも困らないし気分転換とかにはいいかも。
いわゆる地下アイドルみたいな?私の場合は
天上アイドルとかってイメージがいいわねー。
小悪魔系ならぬ大天使系みたいな?いったい
どこに需要があるのかは、永遠の謎ですけど。
私が楽しければそれでいいわよね。問題なし!
「風土の原理!」シュワシュワーン
とたんに周囲はマシュマロの海に変わります。
あれ?なんか魔法がまた強力になっちゃった?
風土はフードでもある…ってコト!?これは
もうおやつ食べ放題ね。うれしい悲鳴ですわ。キャー
さて。私もソロでやるほど自信家ではないし。
相方を誘ってデュオって感じがいいのですわ。
だいたい自ら偶像になろうって、敬虔な信徒
としてどうなの?一緒に罪を背負ってくれる。
そんな罪深いシスターズってコンセプトなら
ちょっとはおもしろいかもしれないですわね。
鬼丸秘密子と京極理趣子の!ブルーバックス!ジャジャーン
ちな正式名称はブルーバージンサイキックス。
こんなんでいいかしらね。理趣子はここには
いないけどたぶん二つ返事で事後承諾でしょ。
秘密子はひとまず一人で歌の練習をしました。
イメージソング。
シスター・クレア「アガペーの最終定理」。
https://youtu.be/-N9hu5TAQ-M?si=dGdqIkS_T2ktSA2Y
前回のお話。
「身体が資本主義」。
https://ncode.syosetu.com/n3836kh/
次回のお話。
「アカデミック・パンデミック」。
https://ncode.syosetu.com/n5326kh/